2025年4月9日(伊ミラノ・現地時間)、「フェラーリ」は カーデザイン分野で権威ある「ザ・カーデザイン アワード(THE CAR DESIGN AWARD)2025」に「12(ドーディチ)チリンドリ」が輝いたと発表。 授賞式は8日、ミラノ・デザイン・ウィーク期間中のミラノのADI デザインミュージアムで行われた。

高い評価を得た未来を見据えた温故知新のフォルム

1984年に創設され、カーデザイン分野で権威ある賞として評価される「ザ・カーデザイン アワード(THE CAR DESIGN AWARD)」。選考は国際的なモータージャーナリストによって行われるが、「ザ・カーデザイン アワード2025」の栄誉に、「フェラーリ12チリンドリ」が輝いた。

画像: 「フェラーリ」5度目となる「ザ・カーデザイン アワード」を獲得した「12チリンドリ」。

「フェラーリ」5度目となる「ザ・カーデザイン アワード」を獲得した「12チリンドリ」。

画像: エンジンルームを際立たせるリバース開閉式ボンネットを採用。2対のエキゾーストパイプともども「12チリンドリ」の魅力を際立たせる要素のひとつだ。

エンジンルームを際立たせるリバース開閉式ボンネットを採用。2対のエキゾーストパイプともども「12チリンドリ」の魅力を際立たせる要素のひとつだ。

「フェラーリ」としては5度目の受賞となり、過去には1985年に「テスタロッサ」、 2020年に「ローマ」、2022年に「296GTB」、2023年に「プロサングエ」が獲得している。受賞のポイントについては、選考委員のひとりが次のように語っている。

「12チリンドリのデザインは、1950~60年代のフェラーリV12 モデルが持っていた歴史的エッセンスを凝縮しつつ、 現代では直感ではなく科学となった空力要件が的確に取り入れられている。 これは、未来を見据えながらも伝統と切り離せない絆を持つデザインであり、スポーティさとエレガンスというふたつの魂を融合させ、 既成概念にとらわれないアイコンを生み出すことに成功した」

唯一無二の伝統を受け継ぎながら、パフォーマンス、 快適性、そしてデザインの新たな基準を探求した「12チリンドリ」。その結果として生まれた、気品あふれるスポーティなフォルムの中に取り込まれた統合型アクティブエアロダイナミクスと呼ばれる革新技術が高く評価されたということだろう。

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