ステランティスグループのイタリアブランドである「フィアット」は2025年5月20日、「グランデパンダ 4×4」のコンセプトモデルを本国で発表した。また、同日に「新型グランデパンダ ハイブリッド」の市販モデルも発表した。

グランデパンダ ハイブリッドはBセグメントに新風

「グランデパンダ 4×4コンセプト」の発表と同日に、フィアットは「グランデパンダ ハイブリッド」の市販モデルも発表した。

画像: 外観は1980年代のパンダにインスパイアされたウェッジシェイプのボディと、ピクセル調LEDヘッドライトが特徴だ。

外観は1980年代のパンダにインスパイアされたウェッジシェイプのボディと、ピクセル調LEDヘッドライトが特徴だ。

このモデルは、トリノのミラフィオーリにあるフィアット本社とチェントロ・スティーレで開発されたグローバル戦略車だ。

全長3.99m、全幅1.76m、全高1.58mのコンパクトなボディに、5人乗車と広々とした室内空間を実現。明快な個性と実用性、さらにサステナブルな価値観を詰め込んだデザインとなっている。

搭載されるハイブリッドシステムは、110psを発生する1.2L直列3気筒ターボエンジンと21kWを発生する電動モーター、48Vリチウムイオン電池、6速デュアルクラッチオートマチックトランスミッション(eDCT)を組み合わせた最新のT-Gen3ハイブリッドパワートレーンだ。

e-ローンチ、eクリープ、eパーキングといった機能により、低速走行時には完全電動モードで走行し、時速18マイル(約29km)以下の速度で最大0.6マイル(約1.8km)の電気のみの走行が可能だ。

グランデパンダ ハイブリッドは2025年夏、イギリス市場にて発売開始予定。価格は1万8035ユーロ(約340万円)から。日本での発売については未定だが、ぜひとも期待したい。

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