トヨタが欧州で展開する、AセグメントのコンパクトSUV「アイゴX(Aygo X)が2代目へと進化。パワートレーンをこれまでの1Lエンジンから1.5Lのストロングハイブリッドとし、新たに「GRスポーツ」グレードの設定も行われた。発売は、2025年末が予定されている。

先進性が加わったエクステリア。モダンになったインテリア

エクステリアは、従来の「即発進!」のコンセプトを守りながら、先進性とスタイリッシュさのアップデートが行われている。

画像: 上位グレードにオプション設定の「キャンバスルーフ」。フロントグリルを模したグラデーションが特徴だ。

上位グレードにオプション設定の「キャンバスルーフ」。フロントグリルを模したグラデーションが特徴だ。

ボンネットは、ボディと開閉部の隙間を前方にされ、力強いデザインのヘッドランプやフロントグリルともども重心の低さをアピール。足元は、17インチまたは18インチのアルミホイールと、ブラックのフレアホイールアーチが引き締める。ミラー内に配置されたターンインジケーターは高級感を醸し出す。

上位グレードにオプション設定の、フロントグリルを彷彿とさせる独特のグラデーションパターンを組み込んだ「キャンバスルーフ」にも注目したいところだ。

ボディカラーは、豊富に用意されるオプションが魅力だ。「ツートンカラー」は、ルーフからリア、そしてサイドシルまでシームレスに続くブラックが、車両のダイナミックな存在感を大胆に際立たせ、「まろやかなスパイス」コンセプトの「シナモン」、「ジャスミン」、「タラゴン」、「ラバンデュラ」は個性を演出してくれる。

画像: 7インチデジタルメーター搭載のインテリア。先進性と高級感が同居する。

7インチデジタルメーター搭載のインテリア。先進性と高級感が同居する。

インテリアは、「より楽しく」、「より便利がキーワードだ。新しい7インチデジタルメーターとコントロールパネルは、よりモダンなデザインとされた。全グレードに電動パーキングブレーキと2つのUSB-C充電ポートの標準装備も行われている。

加えて、上位グレードには新しいワイヤレススマートフォンチャージャーやデジタルキー、電動格納式ミラー、空気清浄機nanoeXが搭載される。

「マスタード ツートン」が際立つ「GRスポーツ」グレード

「アイゴX」初の「GRスポーツ」グレードの設定も行われた。モータースポーツで活躍する「TOYOTA GAZOO Racing」にちなんで名付けられ、印象的な黒いボンネットと専用の「マスタード」の「ツートンカラー」が目を引く。

画像: 「GRスポーツ」グレードのフロントグリルは「GRファミリー」お馴染みの「Gパターンメッシュ」を採用

「GRスポーツ」グレードのフロントグリルは「GRファミリー」お馴染みの「Gパターンメッシュ」を採用

フロントグリルは、他の「GRファミリー」同様の「Gパターンメッシュ」が採用され、足元には専用のGRスポーツ アルミホイールが奢られる。インテリアは、ブラックとグレーのアクセントに加え、GRロゴの刺繍がスポーティなムードを味わせてくれる。

走行性能にも手が入れられている。ショックアブソーバーとコイルスプリングの専用チューニングにより、ハンドリング性能の向上とボディロールの最適化が図られた。さらに電動パワーステアリングのチューニングによりレスポンスの向上が図られ、よりエキサイティングな走りを楽しめる仕様となったという。

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