2025年6月16日(欧州現地時間)、アウディ AGはプレミアム コンパクトSUVの「Q3」を第3世代にフルモデルチェンジして発表した。ヨーロッパ市場では2025年10月から発売予定で、同年夏からオーダーが可能だ。

マイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドも設定

欧州仕様のラインナップは、以下のようになる。まずエントリーモデルの「TFSI 110kW」は110kW(150ps)を発生する1.5L 直4ガソリンターボ+マイルドハイブリッド+7速Sトロニック(DCT)を搭載したFF車。このシステムはシリンダーオンデマンド(気筒休止)も備える。

画像: 連続するLEDライトストリップと発光するフォーリングスを採用したリアビューは個性的だ。

連続するLEDライトストリップと発光するフォーリングスを採用したリアビューは個性的だ。

画像: ヘッドライトとテールライトの間にある水平のショルダーラインが、車両を視覚的に2つの部分に分けて見せるサイドビュー。

ヘッドライトとテールライトの間にある水平のショルダーラインが、車両を視覚的に2つの部分に分けて見せるサイドビュー。

エンジン車で最もパワフルなのは「TFSI クワトロ 195kW」で、195kW(265ps)と400Nmを発生する2L 直4ガソリンターボに7速Sトロニックを組み合わせ、フルタイムで4輪を駆動する。「TDI 110kW」は110kW(150ps)と360Nmを発生する2L 直4ディーゼルターボに7速Sトロニックを組み合わせたFF車だ。

プラグインハイブリッド車も設定された。「eハイブリッド 200kW」は85kWと400Nmを発生する電気モーターとエンジンを組み合わせ、システム全体で200kW(272ps)と400Nmを発生。WLTPテストサイクルでの電動航続距離は、最大119km(参考値)に達する。

サスペンションは改良されて、より優れたドライビングエクスペリエンスを提供する。オプションでスポーツサスペンションや2バルブダンパーコントロール付きサスペンションも選択可能だ。

運転支援機能では、室内カメラがドライバーの眠気や集中力欠如の気配を監視する「アダプティブ ドライビングアシスタンス プラス」が用意された。また、個別の駐車操作を教えることが可能な学習型パーキングアシストや、行き止まりの場所からの後退を確実に支援するリバースアシストも設定される。

アウディの新型Q3は、ドイツのインゴルシュタット工場とハンガリーのジェール工場で生産される。前述のようにヨーロッパ市場では2025年10月発売予定で、同年夏からオーダーが可能だ。なお、現段階では日本仕様に関してはアナウンスされていない。

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