21インチのパノラミックスクリーンも装備

21インチのパノラミックスクリーンが未来的なフローティングデザインを実現した「プジョー パノラマ iコクピット」。
インテリアは、機能性とデザインを高次元に融合。ダッシュボードからドアトリムへと伸びる水平基調の造形は、キャビン全体をワイドに見せる視覚的効果を生み出し、開放感のある空間をつくる。また、ダッシュボードからセンターコンソールへ斜めに切れ込む大胆なラインは、収納力と機能性を維持しつつ、モダンなインテリアを際立たせる。
インパネには新開発の「プジョー パノラマ iコクピット」を採用し、21インチのパノラミックスクリーンが未来的なフローティングデザインを実現。またスクリーン表面がドライバーに向けて緩やかにカーブして、必要な情報を集約すると同時に視認性と操作性が向上している。ダッシュボード中央にはカスタマイズ可能な「iトグル」を配し、頻繁に使用する機能を10個のショートカットキーをカスタマイズできる。
トップグレードのGTアルカンタラパッケージのシートは、中央部にアルカンタラを使用し、身体が滑りにくく、ホールド感のあるものだ。ショルダー部までホールドするサイドサポートには、アダプティブボルスター機能をプジョーで初めて搭載。またラゲッジルームは、リアが大きく傾斜したファストバックスタイルながら520Lの容量を確保。リアシートを倒せば1480Lまで拡大する。

新型3008のハイブリッドシステム全体図。
3008ハイブリッドのパワートレーンは、最近日本で発表されたフィアット 600ハイブリッドやアルファロメオ ジュニア イブリダと基本的に同じ、1.2Lの直3ガソリンターボに電動モーターを内蔵した6速DCTを組み合わせた48Vマイルドハイブリッド システムだ。ただし、ステランティスが新開発したC/Dセグ向け電動車用プラットフォーム「STLA ミディアム」を採用していることにより、走り味は他の2台とはかなり異なるものと思われる。
マイルドハイブリッドながら、走行状況によって約30km/hまではモーターでの走行が可能だ。モーターのアシストで発進・加速はより滑らかになり、市街地では最大50%の時間でエンジン停止状態を維持するという。WLTCモード燃費は19.4km/Lを実現し、輸入CセグメントSUVで唯一、環境性能割1%の対象となっている。
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