アストンマーティンは、英国で開催されたグッドウッド フェスティバル of スピードで「ヴァンテージ(Vantage)」の最もスポーティなバージョンである「ヴァンテージS」をグローバル ダイナミックデビュー。英国では受注を開始し、デリバリーは2025年第4四半期に開始される予定だ。

内外装にも「S」をあしらったアイテムなどを装備

画像: ヴァンテージSのインパネまわり。日本仕様は右ハンドルも設定されるはずだ。

ヴァンテージSのインパネまわり。日本仕様は右ハンドルも設定されるはずだ。

内外装も、そのパフォーマンスに合ったルックスが与えられている。エクステリアでは、フロント中央に新しく装着されたボンネットブレードがヴァンテージSの目印となっている。グロスブラック仕上げまたは2×2ツイルカーボンファイバー仕上げで、より主張の強いデザインとなっているだけでなく、V8ツインターボエンジンの熱気排出も最適化する。モデル名を示すのは、フロントフェンダーに控えめに付けられた「S」バッジだけだ。

リアでは、車幅いっぱいに広がるデッキリッドスポイラーが特徴的だ。最高速度時のリアのダウンフォースを44kg増加させ、全体で111kgの最高速度時のダウンフォースに大きく貢献している。残りの67kgは、新しく追加されたフロントのエアダムとベンチュリベーンを含むアンダーボディのさらなる改良によるものだ。

インテリアでは、シートの上部ショルダーパネルに色を合わせた「S」のロゴが、約2500針のステッチと16mを超える糸で刺繍されている。ヘッドレストにはアストンマーティンのアイコニックなウイングも刺繍されている。

ドライブモードを選択するためのローレット加工された金属製ロータリースイッチは、レッドまたはシルバーの陽極酸化仕上げを選べるなど、独特のインテリアオプションパッケージも用意されている。ラグジュアリー感を一層高めたいオーナーには、セミアニリンレザーやアルカンターラを用いた「インスパイア スポーツ」インテリアも用意されている。

ヴァンテージSは、クーペとロードスターが同時に発表された。前述のように英国では受注を開始したが、日本仕様も車両価格(税込)はクーペが2760万円、ロードスターが2930万円と発表されている。実車が日本でお披露目されるのも、そう遠い日ではなさそうだ。詳細に関しては、Webサイトを参照して欲しい。

画像: シートの上部には「S」のロゴ、ヘッドレストにはアストンマーティンのウイングが刺繍されている。

シートの上部には「S」のロゴ、ヘッドレストにはアストンマーティンのウイングが刺繍されている。

アストンマーティン ヴァンテージS 主要諸元

●全長×全幅×全高:4495×1980(ドアミラー除く)×1275mm
 ドアミラーを含む全幅は2124mm
●ホイールベース:2705mm
●車両重量:1605kg
●エンジン:90度V8 DOHCツインターボ
●総排気量:3982cc
●最高出力:500kW(680ps)/6000rpm
●最大トルク:800Nm/2000-5000rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:トランスアクスル式FR
●燃料・タンク容量:プレミアム・73L
●0→100km/h加速:3.4秒
●最高速度:325km/h
●EU複合燃費:8.3km/L
●タイヤサイズ:前275/3ZR21、後325/30ZR21
●車両価格(税込):2760万円

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