BMW傘下となって第4世代となる新世代MINI。どのモデルも人気を集めているが、今回は5ドア クーパーSのディテールを写真で紹介しよう。

MINIのラインナップの中でも人気の高い5ドア ハッチバック

2025年の上半期(1〜6月)、MINIの新規登録台数は9579台で、メーカー別では純輸入車で第5位、モデル別では2016年の下半期(7〜12月)からずっと首位を維持している。もっとも、MINIは全モデルの合計台数がモデル別として発表されるので、正しい意味での「モデル別」としては微妙なのだが。

とはいえ、MINIは日本において人気の高い車種であることは間違いない。2023年にMINI カントリーマン(SUV)が第4世代となる新世代MINIの皮切りとして登場以来、クーパー(ハッチバック)3ドア/5ドア、エースマン(クロスオーバー)、コンバーチブルとボディタイプは5種。パワーユニットはモデルにもよるが、ガソリン、ディーゼルに電気モーター、そしてハイパフォーマンスモデルのジョン・クーパー ワークスと、豊富なラインナップを誇る。

ここで紹介する5ドアは、日本でも人気の高いモデルだ。3ドアと同様、クラシック MINIのDNAを継承しながら新世代モデルであることを象徴するミニマルなデザインに刷新された。3ドアよりも全長を180mm、ホイールベースを70mm長くすることでリアシートやラゲッジルームのスペースを拡大し、コンパクトワゴンとしての使い勝手も向上させている。インテリアは完全にデジタル化が施され、運転に必要な情報は前方のヘッドアップディスプレイかセンターダッシュの円形有機ELディスプレイに映し出される。ダッシュボードには布地を連想させる、リサイクル ポリエステルを使用した新素材を採用している。

日本仕様の3ドアでは電気モーターもパワーユニットに採用されているが、5ドアはガソリンエンジンのみ。直3の1.5Lターボを搭載した「クーパーC」と、直4の2Lターボを搭載した「クーパーS」をラインナップする。5ドアも3ドアと同様、ゴーカートフィーリングでクイックなハンドリングが楽しめる。クーパーSは1400kg足らずのボディに204psのターボエンジンで十分にパワフルかつ低速からトルクフル。街中でも高速道路でも、そのパフォーマンスを存分に味わうことができる。

ドライビングアシストやインフォテインメントも充実しており、ファースト MINIとして選ぶなら、この5ドアが最適解かもしれない。

MINI クーパーS 5ドア 主要諸元

●全長×全幅×全高:4035×1745×1470mm
●ホイールベース:2565mm
●車両重量:1380kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●総排気量:1998cc
●最高出力:150kW(204ps)/5000rpm
●最大トルク:300Nm(30.6kgm)/1450−4500rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・44L
●WLTCモード燃費:15.1km/L
●タイヤサイズ:215/40R18
●車両価格(税込):483万円

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