【あの頃は地味?でも今はグッとくる?ちょいふるセダンはじめました<トヨタプログレ編②>】実際に「いま」乗ってみた印象は?「あの頃、輝いて見えたクルマたち」を実際に買って、乗ってみるプロジェクト「ちょいふるジョイフル」で、月刊Motor Magazine編集長のナカムラ(30代)が最近手に入れたトヨタ プログレ企画がスタート。第2回は実際に乗ってみた印象をお伝えします。

プログレ発売当初の記事ではCクラスと対決

画像: 1998年のMotor Magazine8月号の特集では、登場したばかりのプログレが、小さな高級車の本家・メルセデス・ベンツ Cクラスと対決。各部のクオリティの高さや市街地での快適性は当時から高く評価されていた。

1998年のMotor Magazine8月号の特集では、登場したばかりのプログレが、小さな高級車の本家・メルセデス・ベンツ Cクラスと対決。各部のクオリティの高さや市街地での快適性は当時から高く評価されていた。

発売当初のMotor Magazine 1998年8月号を見ると、サイズやコンセプトが近いメルセデス・ベンツCクラスと比較しています。ドアの開閉感やシートの作りなど「欧州車的な作り」と、圧倒的な静粛性が評価されています。結論は「市街地ならプログレ、ハイウエイならCクラス」。

編集部の谷田部テスト実測では、NC250の0→400m加速 17.35秒、0→100km/h加速 9.87秒と、当時の同クラスでは平均的な数値。一方で静粛性は特筆で、100km/h巡航時の室内騒音60dB。セルシオと同等で、当時これを上回ったのはメルセデス・ベンツSクラスのみという結果でした。

この静粛性の高さは街乗りでも十分に感じていまして、淋しいくらいにエンジン音はほとんど入ってきません。前述した密閉感もあって車内は常に静か。家族との会話や音楽も楽しめます。

唯一気になったのは、購入時に装着されていたタイヤ。溝こそ十分でしたが、製造年月が古めだったので、すぐに新品のスタッドレスタイヤに変えました(乗り始めたのはちょうど冬)。ちなみに履いていたのは「ブリヂストン レグノGR-XI(古い!)」。この銘柄を選んでいたということは、前オーナーも丁寧に乗ってくれていた印象です。

この期間はスタッドレスタイヤでの移動でしたが、高速道路も快適に走ります。ただし、標準のタイヤサイズは195/65R15と、今見ると、やや心細くなるサイズ感。安定感やグリップ力を考えれば、インチアップ(iRバージョンは16インチ)しても良いのかなと思いますが、15インチの見た目が好きなので、当面はそのままでいこうと思います。

画像: 硬化したタイヤのままでは危険なのですぐに交換することに。車両を購入したのは2024年末だったので、急いでスタッドレスタイヤに交換した。雪道も走ってみたが、そのあたりはまたあらためてレポートしよう。

硬化したタイヤのままでは危険なのですぐに交換することに。車両を購入したのは2024年末だったので、急いでスタッドレスタイヤに交換した。雪道も走ってみたが、そのあたりはまたあらためてレポートしよう。

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