ポルシェジャパンは、革新的なツインターボパワートレインであるT-ハイブリッド技術を採用した、新型「911ターボS」/「911ターボSカブリオレ」の予約受注を2025年9月8日より開始した。システム最高出力は711ps(523kW)。「911」ラインアップで最高のパワーを有する4WDモデルだ。

徹底したエアロダイナミクスの追求。エキゾーストサウンドにもこだわる

最強のパワートレーンに合わせ、タイヤとブレーキへの目配りもしっかりとしたものとなっている。使用される新世代のタイヤは、優れたウェット性能を維持しながら、ドライ条件のハンドリングが大幅に改善されている。サイズは、リアが先代比10mmワイドな325/30 ZR 21タイヤ、フロントが先代と同じ255/35 ZR 20タイヤとなる。

画像: ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)システムが標準装備され、ブレーキパッドには非常に大きな荷重に耐えられるタイプが装着される。

ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)システムが標準装備され、ブレーキパッドには非常に大きな荷重に耐えられるタイプが装着される。

ブレーキは、標準のポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)システムに、非常に大きな荷重に耐えられる新しいブレーキパッドが装着される。ブレーキ性能とペダルフィール向上のためだ。ブレーキディスクの径は、リアが390mmから410mmに拡大し、フロントには420mmが採用される。

エアロダイナミクスは、新たなコンセプトの採用で冷却効率の最適が図られている。車両前部に垂直に配置されたクーリングエアフラップとアクティブフロントディフューザーは、先代モデルから継承された可変フロントスポイラーリップや伸縮と傾斜が可能なリアウイングとともに、効率的な全体システムとして機能する。

これにより、空気抵抗係数は先代モデルよりも10%低減されるとともに、ウェット時のブレーキ挙動の改善も行われている。アクティブフロントディフューザーがウェットモード時に閉じ、てフロントブレーキディスクを過剰な水しぶきから保護してくれるからだ。

電気油圧制御式ポルシェダイナミックシャシーコントロール(ehPDCC)の標準装備も嬉しい。これは方向転換時のロールを抑え、コーナーへの進入と脱出時の俊敏性を向上させるシステムだ。

走行状況に応じてオイル流量により圧力が増加する、クロス接続されたアクティブカップリングロッドの作動によりスタビライザーに支持力を発生させ、車両のバランスを保ってくれるのだ。これにより運転の快適性とドライビングダイナミクスの両方を担保してくれるのだ。

そして、タイヤ温度計を含むスポーツクロノパッケージや専用にチューニングされたPASMサスペンションも忘れてはいけない。

画像: 最高峰のスポーツモデルならではのサウンドを奏でる、チタン製のリアサイレンサーとテールパイプトリムを備えたスポーツエグゾーストシステム。

最高峰のスポーツモデルならではのサウンドを奏でる、チタン製のリアサイレンサーとテールパイプトリムを備えたスポーツエグゾーストシステム。

軽量化されたチタン製のリアサイレンサーとテールパイプトリムを備えた新しいスポーツエグゾーストシステムも、サウンド面で「911ターボS」を強力にサポートする。搭載の3.6L水平対向エンジンからの非対称タイミングによるエンジン音の、さらなる周波数追加もその効果に預かっている。

This article is a sponsored article by
''.