北米レクサスは2025年9月16日(現地時間)、「GLAM LX(グラム エルエックス)」という異色のコンセプトモデルを発表した。単なるラグジュアリーSUVの枠を超え、車内をプライベートかつ魅力的な「移動する舞台」に仕立てることで、ファッション、美容、自己表現への欲望を具現化しているという。

新時代のレクサスが魅せるラグジュアリーSUVカスタムの新たなカタチ

GLAM LXは米国テキサスでの発表に際し、Complete Customs(コンプリート カスタムズ:アメリカ・テキサス州を拠点にするカスタムカー製作会社)とのコラボによって、エクステリア/インテリアともに一切の妥協を排し、注目を集める仕様をまとって登場した。クルマを“グラムスイート(Glam Suite=魅力的なスイートルームといった意味だろうか)”に見立てた、大胆なアレンジの提案だ。

画像: 華やかなパールピンク調のボディカラーに大径ホイールを合わせ、威風堂々としたLEXUS LXの存在感をさらに強調するGLAM LX。

華やかなパールピンク調のボディカラーに大径ホイールを合わせ、威風堂々としたLEXUS LXの存在感をさらに強調するGLAM LX。

GLAM LXは写真を見てもわかるとおり、外観からして“普通”ではない。真珠のように光を変える「パール・シンフォニー・カメレオン」のラップをまとい、クリスタル風のファセット加工が施されたバッジなどで“光の演出”を徹底している。

内装もピンクと白で彩られ、モヘアやシルク、石のインレイなど豪華素材がふんだんに使われている。

さらに“機能美”的なカスタム要素が数多く組み込まれており、トランク部は観音開きタイプのドアを採用し、バックステージさながらのバニティと着替えスイートとしての演出が可能だ。

画像: ドアポケットには照明付きの収納を設置。バッグをスマートに収め、ラグジュアリーな実用性と演出性を両立させる。

ドアポケットには照明付きの収納を設置。バッグをスマートに収め、ラグジュアリーな実用性と演出性を両立させる。

画像: 観音開きタイプのバックドア(フレンチドア)を設置。LEXUSのロゴはクリスタルをあしらった特別仕様だ。

観音開きタイプのバックドア(フレンチドア)を設置。LEXUSのロゴはクリスタルをあしらった特別仕様だ。

そもそもGLAM LXを理解するためには、ベースとなる「レクサスLX」について抑えておく必要がある。レクサスLXは同ブランドのフルサイズフラッグシップSUVであり、豪華さとオフロード性能の両立を目指しているモデルだ。

ボディサイズは全長5100×全幅1990×全高1895mm(日本仕様、EXECUTIVE)という堂々たる体躯を持つ。LX 600は3.5L V6ツインターボエンジンを搭載し、最高出力415ps、最大トルク415Nmという強力なスペックを誇る。さらにLX700hというハイブリッドモデルもあり、電動化の波にも応じつつ、悪路走破性と快適性を両立している。

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