日本仕様にも導入して欲しい、Fスポーツハンドリング
LXは、レクサスのフラッグシップSUVだ。初代はランドクルーザー80系をベースに1996年に北米で発売され、日本でも3代目がマイナーチェンジされた2015年から導入を開始。現行型は2022年に発売された4代目にあたる。

北米仕様レクサス LXの2026年モデルは、現在のところ写真はこの「ウルトララグジュアリー」しか公開されていない。
日本仕様より先に発表された北米仕様LXの2026年モデルの変更点は小規模にとどまっている。北米仕様のLXはプレミアム、Fスポーツハンドリング、ラグジュアリー、ウルトララグジュアリー、オーバートレイルの5グレードで構成されている。ここでは、Fスポーツハンドリング(以下、Fスポーツ)を中心に紹介していこう。
Fスポーツは、専用の22インチ鍛造アルミホイール、ジェットブラックのクロームグリルフレームを備えたFメッシュデザインのスピンドルグリルなどを専用装備する。独自に調整された前後のパフォーマンスダンパー、トルセンLSD、リアスタビライザーを装備。また、電動パワーステアリングとアダプティブ可変サスペンションは専用にチューンされ、Fスポーツだけが得られるパフォーマンス重視の応答性とハンドリングの安定性をもたらす。
Fスポーツには、このグレードのみで選択可能なFスポーツ アピアランスパッケージが用意される。このパッケージには、ボディ同色の前後バンパー下部アクセント、ブラックのドアミラーカバー、ブラックのリアスポイラー ウイングレット、そしてボディ同色のランニングボード アクセントなどが採用されている。
インテリアでは、ヒーター内蔵ステアリングステアリングホイールとシフトノブは上質な本革製で、「F SPORT」エンブレムも付けられている。サイドサポートを高めたシートも専用デザインで、ヘッドレストには「F SPORT」のロゴがエンボス加工されている。ウルトラホワイトのボディカラーとサーキットレッドのインテリアカラーも、Fスポーツの専用色だ。