ルノーのスポーツブランド「アルピーヌ」の世界観を纏った内外装
ルノーブランドを代表する「ルーテシア」。現行で3代目となるが、世界累積販売台数は1600万台超の実績を誇るが、そのモデルに大幅なマイナーチェンジが行われた。
新たなルノーデザインとなったフロントグリル。鋭さを感じさせる、コンパクトとなったLEDヘッドランプが目を引く。
まず注目したいのが、スポーツシックで上質な内外装を持つ「エスプリ アルピーヌ」グレードのみとされたことだ。フロントフェンダーにはルノーのスポーツブランド「アルピーヌ」のエンブレムが取り付けられ、スポーティでエレガントなデザインの17インチ専用アロイホイールが足元を引き締める。
そして、新しいルノーデザインを取り入れた彫刻的で引き締まったフロントフェイスには、よりコンパクトでスリムになったフルLEDヘッドランプが配され、外観にシャープさを与える。グリルの輪郭は拡大され、モダンさを醸し出すとともに、チェックグリッドが力強さとスポーティ感を表現している。
グリル中央から端に向かって色合いが明るく変化するグラデーションは、深みとテクニカルな印象を狙ったという。ブランドロゴからインスピレーションを得た縦長のハーフダイヤモンド型LEDデイタイムランプや、モータースポーツの世界から着想を得たマットシェルグレーのF1ブレードもスタイリッシュだ。
ボディカラーは、グリラファルM／ブルーアイロンM／オランジュバレンシアM （受注生産）の3種類で、他に30台限定ロ一ンチ記念限定色ルージュフラムMとブラングラシェが設定される。
ホールド性が高くなった新デザインのシートを採用。「アルピーヌ」のロゴがシートバックに配される。
シートの形状も新しいものとなった。サポート性に優れた形状で、バイオスキンXファブリックのコンビ素材を採用し（前席シートヒーター付）。シートバックには、「アルピーヌ」のロゴが入る。
アルミペダルやステアリングヒーター付TEPレザーステアリングホイール、「アルピーヌ」ロゴ入りキッキングプレートも忘れてはならない。アルピーヌの世界観がここかしこに表現されているのだ。
加えて、Boseサウンドシステム十9スピーカーを採用したオーディオシステムも、上質で快適なドライブに欠かせない装備だ。
