トヨタ自動車は2025年10月13日、鮮烈なオレンジを纏った「CENTURY」のコンセプト画像を公開した。レクサスブランドからは、6輪仕様のミニバン コンセプトをちょい見せ。てっきりLMかと思ったら、なんと「LS Concept」だという。TOYOTA、GR、ダイハツを含めた5つの個性が今、どこに向かおうとしているのか・・・ジャパン モビリティ ショー2025で、いろんな謎が明らかになる、かも。

「One of One」から始まるメタモルフォーゼ

公開された新ブランドCMのひとつには、真っ黒で四角いセダンがメタモルフォーゼしていく様が描かれていた。トヨタの原点とも言える「一枚の織物」が、伝統とともに時代の変化とクルマの革新を紡いでいくショートストーリーだ。

画像: 「センチュリー(クーペ)」のサイドシルエット。ドアはしっかり前側にスライドしている。形だけでなく、機能面でも「かつてないセンチュリー」が具現化されているようだ。

「センチュリー(クーペ)」のサイドシルエット。ドアはしっかり前側にスライドしている。形だけでなく、機能面でも「かつてないセンチュリー」が具現化されているようだ。

モノトーンの世界はしなやかな繭に包まれ、収束し、次の瞬間、一気に開放される。世界は色鮮やかなオレンジに輝き、中心には見たこともないクーペのシルエットが残された。浮かぶキャッチは「One of One この世界にひとつを、この国から」。

地を這うような低さが際立つフォルムではなく、オンオフ問わずどこまでも駆け抜けていけそうな力強いスタンスだったり、サイドドアは前方向にスライドしていたり・・・そこにいったい「何」が込められているのか、今は想像もつかない。

もう一本の新CMも、混とんとした空間にわずかに開いた隙間から漏れる光に向けて、男性が歩き出すシーンから始まる。まばゆさの先に待っているのは、片側3輪であることをことさらに強調するミニバンのシルエット。光とともにゆっくりとスライドドアが開いていくと、ちらっと見えるのは贅沢な居住空間だ。

クルマの正体は不明。タイトルバックに踊る「DISCOVER LEXUS LSCONCEPT」を見て、慌ててリプレイして、それが「LM」ではなく「LS」であることを確認して、二度(以上)驚くことになった。

画像: 大径のフロントタイヤにリア2輪を組み合わせていることを、めいっぱいアピール。たたずまいだけ見ると、さながら「月面探査ミニバン」的なイメージも脳裏に浮かぶ。

大径のフロントタイヤにリア2輪を組み合わせていることを、めいっぱいアピール。たたずまいだけ見ると、さながら「月面探査ミニバン」的なイメージも脳裏に浮かぶ。

This article is a sponsored article by
''.