メルセデス・ベンツのコンパクト クロスオーバーSUV「GLB」の新型は2025年12月8日にワールドプレミアされるとアナウンスされているが、発表を前にさまざまなテストが繰り広げられている。一方で、そのインテリアについても新たな趣向が凝らされているようだ。

さまざまな条件下でテスト中の新型GLB

画像: 耐寒テスト中の新型GLB。フォルムは従来型と大きくは変わらないようだ。

耐寒テスト中の新型GLB。フォルムは従来型と大きくは変わらないようだ。

メルセデス・ベンツのコンパクト クロスオーバーSUV「GLB」は、初代となる現行型が2019年に発表(日本仕様は2020年に発売)された。コンパクトなボディながら3列シート7人乗りも用意されるという設定は、2025年12月8日(現地時間)に発表される新型でも踏襲されるようだ。

本国でも発売は2026年春ごろと予定されているが、新型GLBはEVモデルのEQBと統合され、ICE(内燃機関)モデルとBEV(バッテリー電気自動車)がラインアップされると噂されている。

ジンデルフィンゲンのメルセデス テクノロジー センターでは、発表を前にした新型GLBのテストが行われている。ここではさまざまな温度設定で、猛吹雪の中や灼熱の太陽下など、さまざまな条件下におけるクルマの機能をテストすることができる。

新型GLBは、こうした条件下にも迅速に対応する。たとえば、外気温が摂氏−15度でも、15分で凍ったフロントガラスはクリアになる。摂氏−7度で20分運転すると、従来型の2倍の早さで車内を暖める。EVモデルではヒートポンプ暖房を採用し、電気エネルギーを節約している。

なお、このテストにおいては写真のように外観は凍った状態でフォルムしか分からず、ディテールは未発表だ。また、パワートレーンなどに関してはアナウンスされていない。

画像: 新型GLBは、外気温が摂氏−15度でも、15分で凍ったフロントガラスはクリアになるという。

新型GLBは、外気温が摂氏−15度でも、15分で凍ったフロントガラスはクリアになるという。

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