インパネいっぱいに広がるスーパースクリーン

ダッシュボードの幅いっぱいに広がるMBUXスーパースクリーン(オプション)とフローティングセンターパネルが特徴的な新型GLBのインテリア。
新型GLBの外観はカモフラージュされたままだが、インテリアは公開されている。ハイライトはオプションとなるフローティングMBUXスーパースクリーンで、ダッシュボードの幅いっぱいに広がる。両端には円形のエアコン吹き出し口が備わる。
もうひとつのハイライトは、容量の大きなストレージコンパートメントを備えたフローティングセンターパネルだ。クラシックなチューブのようなプルハンドルもユニークだ。カップホルダーやオプションでワイヤレス充電も備えている。
新デザインのステアリングホイールは人間工学に基づいて設計され、直感的に操作できる。多くのユーザーからの要望に応えて、リミッターとディストロニック用のロッカースイッチやボリュームコントロール用のローラースイッチを再導入した。
前述のように新型GLBは従来型と同様5人乗りと7人乗りが設定されるが、パノラマルーフの採用によって従来型よりもヘッドスペースは広がっている。特に2列目はフットスペースが広がり、サイサポートも長くなるなど改善された。2列目はリクライニングだけでなくスライドも可能になり、ラゲッジルームを広げることもできる。
3列目はオプションだが、イージーエントリー機能を改善して乗り降りしやすくなっている。使用しないときは床下に収納できる。

パノラマルーフはオプションでスターマークを映し出すことも可能だ。
パノラマルーフは赤外線反射コーティングなどが施された断熱積層ガラス製で、高温時でも車内が暑くなるのを軽減する。オプションで、透明度を変えられる(シェード状にする)機能も設定できる。またオプションでスターマークを映し出すことも可能だ。
MB.OS(メルセデス・ベンツ オペレーティングシステム)は、第4世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)と組み合わされ、新型GLBをドライバーと一緒に考え、学び、進化するインテリジェントなコンパニオンにする。また、最新の運転支援システムも搭載している。これらは、購入後のアップデートも可能だ。
新型GLBの日本仕様に関しては未発表だが、導入されることは間違いないだろう。まずは2025年12月8日のワールドプレミアを楽しみに待つことにしよう。


