AIを搭載したオペレーティングシステムも採用
スタイリングでは、直立したフロント、寝かされたフロントウインドー、そして短いオーバーハングが特徴的。ホイールアーチカバーと前後に装備されたアンダーガードが、オフロードキャラクターを強調している。合計94個の光るクローム調のLEDスターが、象徴的なラジエターグリルのハイライトとなっている。

オプションのMBUXスーパースクリーンが展開するインパネまわり。
インテリアでは、オプションだが浮いているように見えるMBUXスーパースクリーンは、10.25インチのメーターパネル、14インチのセンターディスプレイと助手席用ディスプレイからなる。浮遊感のあるセンターコンソールもユニークだ。AMGラインやナイトパッケージなど、オプションパッケージも豊富に用意されている。
新型GLBは、AIを搭載した社内開発のメルセデス・ベンツ オペレーティングシステム(MB.OS)により、主要な車両機能について、継続的な無線アップデートが可能になる。これには運転支援システムも含まれ、また追加機能を後付けで注文することも可能だ。
MB.OSはMBUXを第4世代に進化させ、マイクロソフトとグーグル両方のAIを統合した、自動車初のインフォテインメントシステムとした。もちろんメルセデス特有のインターフェースは維持されており、顧客はこれまでと同じ体験を楽しむことができる。

浮遊感のあるセンターコンソールもユニークな、新型GLBのインテリア。
ナビゲーションもグーグルマップに基づき、グーグル クラウドの新しいオートモーティブ AI エージェントをグーグル マップ10と統合して車内で利用できるようにした、最初のシステムのひとつだ。ビジュアルコミュニケーションも統合され、運転支援ビューと3D表示の周辺環境、ルート案内をリアルタイムでシームレスにドライバーディスプレイに表示する。ドライバーは、GLBが認識している状況や、アシスタンスシステムがどのように支援しているかを視覚的に確認できるのだ。
新型GLBは、今回の2モデル発売から数カ月後には、エントリーレベルのBEVモデル、および48Vマイルドハイブリッドモデルも登場予定だ。最先端のエンジンは、3つの出力レベルで設定予定。駆動方式も、FFと4WD(4マティック)が選択できる。なお、現段階では日本仕様に関してはアナウンスされていない。

現段階では日本仕様に関してはアナウンスされていないが、近い将来に導入されることは間違いないだろう。


