「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、2013年にMINI 7番目のバリエーションとして登場した「ペースマン」だ。

MINI ペースマン(2013年・ニューモデル)

2011年はクロスオーバークーペ、2012年はロードスターと、日本でもバリエーションを拡大するMINIだが、ついに7番目の「ペースマン」が日本デビューを果たした。

2012年のパリ サロンで発表されたペースマンを見たときは、3ドアのMINI クロスオーバーかと思ったが、それは乗ってみればまったくの誤解だと分かった。しかも、乗れば乗るほど、これはMINIの7番目の兄弟、ペースマンというクルマなんだ!と実感してくる。

画像: ベースはクロスオーバーなので前半分は共通デザインだが、後半分はオリジナル。クーペ風の美しいルーフラインが特徴的だ。

ベースはクロスオーバーなので前半分は共通デザインだが、後半分はオリジナル。クーペ風の美しいルーフラインが特徴的だ。

ペースマンのキーワードは「ゴージャス」。現在のMINI ファミリーの中で、ある意味いちばん豪華なモデルと言える。まずドアを開けるとイルミネーションが瞬き始める。窓のスイッチまわりを含めたドアサークル、前後のセンターレールなどなど光る範囲も広範囲。色が変わりながら瞬くモードもあるようだ。輝度も変えられる。もちろん他のMINIにもイルミネーションは施されており、ポップに目を楽しませてくれたりするが、光り方を変えるだけでこんなにも雰囲気がゴージャスになるのだなと、あらためて感心させられた。

またMINIとしては、大きく変わったポイントがある。パワーウインドーのスイッチがドアトリムに移動した! それまでのMINIはセンタークラスターにトグルスイッチが備わっていたのだが、初めて乗った人には分かりにくく、なかなかスイッチを見つけられなかったりする。今回、ドアトリムに移動したせいか、何となくドアの厚みも増したように感じられる。かといって、運転席まわりが狭くなった印象はないのがMINI マジックだ。

画像: インパネまわりは見慣れたMINIファミリー共通のもの。中央に大径のスピードメーター、ステアリング奥にタコメーターが備わる。

インパネまわりは見慣れたMINIファミリー共通のもの。中央に大径のスピードメーター、ステアリング奥にタコメーターが備わる。

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