自分にベストなEVはどんなクルマなのだろうか・・・
毎月1000km以上走る長期テスト車のヒョンデ インスタークロス号だが、今回はゴールデンウイーク中に稼働していなかったこともあり、例月の半分ぐらいの走行距離となった。この間も、週に1回のペースでお気に入りの充電スタンドに通うのがルーティーンである。

ここはお気に入りに充電スタンド。地下駐車場に設置されているため雨が降っていても濡れずに充電ができる。また以前は携帯電話の電波が弱く、充電中に社内でスマホが使えなかったが、最近それも改善されているのでさらに便利になった。
普段から電気自動車に乗っていると、給油のためにガソリンスタンドに行くことがなくなる。たまに行くのはインスタークロスを洗車するときだけだ、それでも気になるのでガソリンスタンドの近くを通ると、軽油、レギュラー、ハイオクの価格をチェックしている。
レギュラーガソリン100円台前半の価格を知っている身からすれば、レギュラーガソリンで170円台、ハイオクガソリンが180円台という価格は、高いなあと感じてしまう。これはもちろん、中東情勢に起因するのだが、それでも補助金が入っているのでまだこの価格に抑えられているようだ。
ただ、原油が不足しているのにガソリンに補助金を出すことへ疑問を投げかけている世の中の声や政治家もおり、そうした議論も始まっているようだ。補助金がなくなれば、ガソリン価格はさらに上がってしまい、レギュラーガソリンでも1Lあたり200円を超えるのでは・・・という話もある。

メインディスプレイには電力消費量の割合を表示することができる。とくにバッテリーが高音になるなどの問題がなければこのよう割合で電気が使われている。
これは普段からクルマに乗っていれば、懐もかなり痛む。やはりガソリンにかけている二重課税を、まずはなんとかしてほしいものだ。なんでも値上げ、物価高という言葉が当たり前のように飛び交う世の中は、本当に住みにくくなっている。
さて、ガソリン代が高騰すると注目されるのが電気自動車である。もちろん、それを走らせる電気を作るのにも原油価格高騰の影響があるのだが、それでも電気は、原油を使わない再生可能エネルギーで生み出すこともできるというメリットもある。再生可能エネルギーとは太陽光や風力による発電のことである。

急速充電の場合、リチウムイオンバッテリー保護のためSOC80%程度で充電を止めるようにしいる。表示される走行可能距離は、直前の平均電費により変化するのであまり気にしていない。
そこで俄然注目の集まる電気自動車の中で、どのモデルが自分にベストなパートナーなのかを調べてみた。今回ヒョンデの電気自動車、IONIQ 5、コナ、インスターで比較、すべてラウンジグレードで比較してみた。
インスターは車両重量1400kg/駆動用バッテリー容量49.0kWh/一充電走行距離458km/車両価格357万5000円、コナは車両重量1790kg/駆動用バッテリー容量64.8kWh/一充電走行距離545km/車両価格489万5000円、IONIQ 5は車両重量2060kg/駆動用バッテリー容量84.0kWh/一充電走行距離703km/車両価格574万2000円となる。

フロントにはUSBタイプAとタイプCの2タイプのUSB端子が用意されている。これまで使っていたUSBタイプAのケーブルもここでは使用することができるのでとても便利である。
これで見ると、満充電で703kmも走ることができるIONIQ5はとても魅力的に写るのだが、半年間にわたり日常的にインスタークロスに乗っていると、私の場合、それほど航続距離が必要でないことや充電時間をライフスタイルの中に組み込みことで、300kmほどの航続距離で快適な電気自動車生活が送れることがわかった。確かに大阪や仙台へ頻繁にクルマで移動するのであれば、IONIQ 5のような長い航続距離が必要になるのだろうが、私はその必要性を感じない。
インスターの車両価格も300万円台半ばからなので補助金を考慮すると300万円を切ることになるだろう。さらにヴォヤージュやカジュアルならこの価格はさらに下がるのでより手が届きやすくなるだろう。
インスターやインスタークロスの長所はコンパクトなボディサイズだと何度かここで書いているが、それをネガに感じるのは普段から大人数で乗車する人だろう。ふだんから2・3人でクルマに乗って、リアシートをラゲッジスペースを上手く使いこなせるのであれば、インスター&インスタークロスはとてもいい選択肢だろう。
3モデルで比べてみると、インスター(ラウンジ)が車両価格とパフォーマンスのバランスが自分にとても合っていると感じられた。長く最良のパートナーとなりそうである。
