▶▶▶写真はこちら|▶▶▶写真はこちら|レクサス IS【画像9枚】
レクサス IS(2013年:3代目フルモデルチェンジ)
レクサスのスポーツセダン、ISがフルモデルチェンジされるが、そのプロトタイプにいち早く試乗することができた。まずデザイン面では、評価の高かった従来型のスタイリングに磨きをかけて、さらにアグレッシブに洗練させた。特徴的なのはフロントまわりで、レクサス共通のデザインテーマであるスピンドルグリルやクリアランスランプとヘッドランプを独立させたシャープな眼光で、遠目にもISであることが分かる。

ホイールベースは2800(先代比+70)mmで、ボディサイズは全長4665(+80)mm×全幅1810(+10)mm×全高1430(±0)mmと少し拡大。
インテリアは横に広がりのある造形となり、ワイドでダッシュボードに骨太のパイプが入ったような力強さがある。ホイールベースを70mm伸ばし、そのうち50mmをリアシートに充てたおかげで後席の居住性は改善され、クラストップレベルの広さを誇る。
エンジンは、3.5Lと2.5LのV6は従来型からキャリーオーバー。といっても細部はリファインされている。これに新しい2.5Lの直4+モーターのハイブリッドをラインナップ。トランスミッションは、2.5Lは従来の6速ATだが、3.5LはIS F譲りの8速SPDS(スピード スポーツ ダイレクトシフト)と呼ばれるATを新採用した。
今回の試乗では、IS350 Fスポーツを主に試乗した。この3.5L+8速SPDSによる走りは痛快そのもの。アクセル開度を大きく取り、4000rpm付近を超えたところからのエンジンサウンドが心地良く高揚感が高まる。ドライブセレクトダイヤルを右にふたつ回してスポーツ+モードをセレクトすると、しなやかだったダンピングが瞬時に締まった足腰になり、ロールが少なくなる。もともとISのロールは少なめだが、さらにオン・ザ・レール感覚でライントレースしていく。
電動パワーステアリングやVGRS(可変ギアレシオステアリング)、VDIM(ビークル ダイナミクス インテグレーテッド マネージメント)を統合制御する優れもののLDH(レクサス ダイナミック ハンドリング)はGSよりも同相への制御角度が小さく、かつタイミングもより遅めにセッティングされ、アンダーステアを感じさせる部分は少ない。ただしタイトコーナーではリアのグリップが勝っているので、フロントが押し出される傾向があるのも否めない。

水平基調のインパネながらスポーティな雰囲気を漂わせる。写真のFスポーツでは、ハンドルにLFAのデザイン要素も盛り込まれた。
