3代目 NC型(2005〜2015)

3代目となったNC型ロードスターはプラットフォームを一新して2015年8月に発売された。

車幅は1700mmを超えて3ナンバーとなった。取材車は最終モデルに近い2014年式のRS。

ソフトトップはZ字状に折りたたまれ、簡単でキレイに折りたためるようになった。

リアウインドーはガラス製。トランクリッド上にはハイマウントストップランプも備わる。

エンジンはアテンザやアクセラにも搭載された2Lになり、大幅にパワーアップされた。

ロードスター伝統のT字型インパネを踏襲しているが、デザインはかなり変わった。

2眼メーターを中心としたパネルの基本デザインも踏襲しているが、立体的なレイアウトになった。

ミッションは6速MTと6速ATを設定。写真のMTでは、リバースは左上になった。

ヘッドレスト一体型シートはデザインを変更。シート後ろに、たたまれたソフトトップが見える。

2008年にマイナーチェンジした後期型(写真)から、ヘッドライトのデザインが変わった。

リアコンビランプの形状は初代から変わらないが、デザインは異なる。

取材車のRSは205/45R17のBSポテンザRE050Aにブラックアルミホイールを装着。

車名のエンブレムは右リアコンビランプ上に。書体は大きく変わった。

先代よりボディ剛性が上がり、ひとクラス上のスポーツカーになった。
マツダ・ロードスター RS(2014年式) 主要諸元
全長×全幅×全高=4020×1720×1245mm
ホイールベース=2330mm
車重=1120kg
エンジン=直4DOHC・1998cc
最高出力=125kW(170ps)/7000rpm
最大トルク=189Nm(19.3kgm)/5000rpm
タイヤサイズ=205/45R17
当時の価格=260万円(消費税5%含む)