635psと900Nmを発生する6.0LのW12ツインターボを搭載
![画像: W12ツインターボエンジンを搭載した、ベンテイガ スピード。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/11/26/72dfcbafa77b6622fee369df746c8db3d3ee2020_xlarge.jpg)
W12ツインターボエンジンを搭載した、ベンテイガ スピード。
ベンテイガは、ベントレー初のラグジュアリーSUVだ。2015年に発表され、日本では翌2016年から発売されている。2020年6月に大幅改良された新型が発表され、日本仕様は2020年末頃からデリバリー開始の予定だ。
改良前にもベンテイガには「スピード」と名づけられたハイパフォーマンスモデルが設定されていたが、改良後の新型にも追加設定された。「スピード」というサブネームは2007年に登場したコンチネンタルGT スピードから採用されており、今回の新型ベンテイガ スピードも、歴代「スピード」モデルの伝統と先代ベンテイガ スピードの圧倒的な性能が受け継がれている。ちなみに、先代モデルは2018年のパイクスピーク インターナショナル ヒルクライムに参戦して、量産SUVの新記録を樹立している。
エクステリアやインテリアは、改良された新型ベンテイガ同様にデザインは一新され、さらに「スピード」専用のアイテムが与えられている。
![画像: インテリアも新型ベンテイガと同様にデザインが一新されている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/11/26/e1103ede6bf32c192046a51c44cff2f463b51b9f_xlarge.jpg)
インテリアも新型ベンテイガと同様にデザインが一新されている。
エクステリアでは、ダークティントのヘッドライト&テールライト/ラジエター&バンパーグリル、ボディと同色のサイドスカート、独特の前後バンパー、延長されて印象的になったテールゲートスポイラー、22インチの専用ホイール、そして楕円形のエキゾーストフィニッシャーなどが装着されている。
インテリアでは、「スピード」専用のカラースプリットで、シートとインテリアトリムのプライマリーレザーがアクセントとなり、ダークカラーを引き立てる。ドアまわりや、シートクッションとバックレストボルスターの縁部分、ロアコンソールなどには、コントラストカラーのレザーが配される。カラースプリットにはアルカンターラも導入された。シートバックには「Speed」の刺繍が標準で入り、無償オプションでベントレーのロゴも入れられる。
パワーユニットは、狭角V6を二つ合わせたベントレー独特の6.0L W12ツインターボエンジンで、最高出力は635ps、最大トルクは900Nmを発生。しかも最大トルクは1500〜5000rpmという幅広い回転域で発生する。このエンジンの製作だけで、ベンテイガ スピードの完成に必要な総作業時間の約10分の1が費やされるという。
![画像: 前後席ともシートバックには「Speed」の文字が刺繍で入れられている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/11/26/9240c440670b2196af5622e6ee730a6cf4474989_xlarge.jpg)
前後席ともシートバックには「Speed」の文字が刺繍で入れられている。