2021年2月4日、ルノー・ジャポンはフルモデルチェンジを受けたコンパクトSUV、新型キャプチャーの日本導入を発表。2月25日より全国のルノー正規ディーラーで販売を開始する。
キャプチャーはエレガントな顔立ちを演出する小粋なデザインセンス
2代目となったキャプチャーのエクステリアを特長づけるのが、抑揚のあるフェンダーと絞り込まれたボディサイド、そして浮かんでいるように見える2トーンのルーフ(フローティングルーフ)。ダイナミックなボディラインに直線のプレスラインを組み合わせた、いわゆる「フレンチデザイン」と呼ばれるものだ。
ノワールエトワールM(黒)のボディカラーにはブランアルバトル(白)のルーフが、それ以外のボディカラーにはノワールエトワールのルーフカラーが設定されている。
SUVらしさを演出するのがフロントとリアのスキッドプレートや、ボディ下端を覆うモールディングにアルミのルーフレール。フロントバンパー両端には、エアディフレクターを装備。フロントホイールハウスにつながり、フロントホイールから発生する空気の乱れを抑えることで空気抵抗を減らし、燃費を向上に役立つという。
ヘッドライトは100%LED化された。ライトまわりのデザインは、ルノー車を象徴するライトシグネチャーのCシェイプデイタイムランプもさることながら、小粋なフレンチテイストのセンスに注目したい。
フロントグリルからライトユニット内に続くクロームモールと一体となった「目」を思わせるふたつの造形と、「まつ毛」を思わせる立体的なストライプがライトユニットに組み込まれ、ヘッドライトカバーのダイヤモンドのモチーフとで、エレガントな表情を作り出している。
リアライトもCシェイプ。非常にスリムだが、ヘッドライトと同様にストライプやライトカバーのダイヤモンドのモチーフが3D効果を生みだし、リアエンドのデザイン上のアクセントとなっている。