日本にはエリーゼ1モデル、エキシージ2モデルを導入
2021年1月25日、ロータスは新シリーズのスポーツカー「タイプ131」のプロトタイプを生産開始し、既存のエリーゼ/エキシージ/エヴォーラの生産終了を決定したと発表した。今回、まずエリーゼとエキシージに敬意を表して、より高いパワー、そして真のロータススタイルである「軽量」を兼ね揃えたファイナルエディション「エリーゼ スポーツ 240」と「エキシージ スポーツ 390」、そして「エキシージ スポーツ 420」の発売を決定した。
なお、イギリス本国仕様では「エリーゼ カップ 250」と「エキシージ カップ 430」も設定されているが、日本仕様は前記の3モデルとなる。いずれは、エヴォーラのファイナルエディションも発表されると思われる。
エリーゼ スポーツ 240 ファイナルエディション
エリーゼ スポーツ 220の後継モデルとなる、エリーゼ スポーツ 240 ファイナルエディションは、1.8Lのスーパーチャージドエンジンのスペックを最高出力243ps/最大トルク244Nmにパワーアップ。車両重量1トンあたり263.6psで、0→100km/h加速は4.5秒を達成しながらCO2排出量は177g/kmにおさえられている。
エクステリアでは、エリーゼ スポーツ 220のものより1本あたり0.5kg軽い10スポークの軽量鍛造アルミホイールとヨコハマ アドバンスポーツ タイヤを装着。オプションでカーボン製のパネルやリチウムイオンバッテリー、ポリカーボネート製リアウインドーなども用意され、これらすべてを選択すると、車両重量は922kgから898kgに、24kg軽減させることができる。
インテリアで最大の変更点は、メーターパネルに2つのスクリーンを選択できるTFTデジタルダッシュボードを採用したこと。従来のダイヤル表示か、レースカー風のデジタル表示が選べる。新デザインのステアリングは本革/アルカンターラのコンビで、背の高いドライバーが足下のクリアランスを確保できるようフラットボトムとした。またファイナルエディションの証しであるプレートと、新しいシートトリムとステッチパターンが採用されている。