アウディのEVラインアップ「eトロン」として、クーペスタイルSUV「スポーツバック」に加え、よりSUVらしいルーフラインを持ったSUVモデル「eトロン 50 クワトロ」が加わった。出力は抑えられたが、軽量化されたことで価格と性能がいいバランスになっている。(Motor Magazine2021年5月号より)
気になるBEV(電気自動車)の充電問題も考え方次第
「自宅ではできないからなぁ〜。でも週3回はあそこに寄るんだから、それでいけるんじゃない?」と、こちらはBEVの充電で悩んでいる人の言である。
少し前まで、電気自動車なんて、と言っていた派からも、バリエーションが増え、2030年問題が語られるようになって、どのようにすれば自分のライフスタイルの中にBEVを取り入れられるかを家族で話し合った、という話が聞こえてくるようになった。
そうやって改めて検証してみると「満充電で走るなら、生活パターンと照らし合わせても実は問題ないということがわかった」ということが多いとも聞く。かくいう私も、ついついゆとりを求めてしまったり、逆にやはり心配、なんて思ってしまったりしがちなのだが、大抵の場合1日の走行距離は往復で300km以内に収まっている日が多いのである。
逆に片道でそれ以上走る日は、もっとゆとりを持って時間割を組み、途中でしっかり休憩するパターンだったりするので、たとえば高速道路で充電ポイントを決めておくなど、頭の中でだけでも「旅のしおり」さえ作っておけば十分旅程をこなせてしまうのだ。