DSらしい、よりシャープでダイナミックなデザインに
2009年にシトロエンのサブブランドとして誕生し、2015年に独立したブランドとなったDSオートモビルズの、最初のオリジナルモデルが2017年に発表されたDS7クロスバックだった。今回のビッグマイナーチェンジで、車名は単に「DS7」となったが、クロスオーバーSUVテイストのスタイリングに変わりはない。
![画像: DS ライトヴェール デイタイムランニングライトなどの採用で、顔つきはかなり変わった。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/06/28/a08e6c83d75e626c51cef6e6d14e558cb1b75d24_xlarge.jpg)
DS ライトヴェール デイタイムランニングライトなどの採用で、顔つきはかなり変わった。
エクステリアでは、前後のデザイン、とくにライトやフロントグリルまわりが大きく変わった。ヘッドライトにはDS ピクセル LEDビジョン 3.0が採用され、バンパーのDS ライトヴェール デイタイムランニングライトも組み合わされている。
フロントグリルとDSウイングは大型化され、また直線基調を強めている。LEDのテールライトはダークメタリック仕上げとなり、トランクリッドはシャープなラインとなった。テールランプの間に従来あった「CROSSBACK」のロゴは、「DS AUTOMOBILES」に変更されている。
ホイールも一新されて、19インチホイールは実際のサイズよりも大径に見せるデザインに、そして彫刻的なデザインの21インチホイールは「DS7 Eテンス 4×4 360」のみに設定される。ウインドーモールとルーフバーには、DS7のシルエットのダイナミズムを強調するために、グロスブラック塗装も用意されている。
現行型でもインテリアに定評のあったDS7(クロスバック)だが、新型ではより洗練されたものになっている。「オペラ」では、バサルトブラックとパールグレーの2色のナッパレザーを採用している。ナッパレザーのトリムにはドレープ効果のあるデザインがダッシュボードとドアパネルに追加された。縫い目や継ぎ目がなく、天然皮革の感触と外観を維持している。 DSライトヴェールのシグネチャーを彷彿とさせるラインをエンボス加工することで、質感をさらに高めている。腕時計のベルトを模したウオッチストラップ デザインのシートは、パールグレーでも採用された。
「リヴォリ」では、バサルトブラックのクラウディアレザーをインテリアに採用。「パフォーマンスライン」では、深みのある黒いアルカンターラ生地にゴールドとカーマインのステッチが特徴的だ。「バスティーユ」では、DSキャンバス仕上げで魚の皮にインスパイアされたバサルトブラックのインテリアとなっている。これらのインテリアにはすべて、パーソナライズ(カラーの変更)可能なアンビエントライトも採用されている。
![画像: 腕時計のベルトを模したウオッチストラップ デザインのシートは、パールグレーでも採用された。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/06/28/33075fad60e326c233ab24cdc25ab136fb99c0c9_xlarge.jpg)
腕時計のベルトを模したウオッチストラップ デザインのシートは、パールグレーでも採用された。