次世代のV10エンジン搭載のハイブリッドは存在するのか
V10エンジン車では、ウラカンEVOの車高を上げ、さらに車幅も広げてオフロード走行にも対応するウラカン ステラートとファイナル版V10搭載のウラカンテクニカのデリバリーが開始される。
両車の大きな違いは、駆動方式/最高出力/最大トルクで、前者は4WD/610ps/560Nm、後者は後輪駆動/640ps/565Nmとなる。
他にも、最高速が260km/h:325km/h、0→100km/h加速が3.4秒:3.2秒、ステラートにはLDVI に「ラリーモード」が用意されるなど違いが見られる。
さて、ここで気になるのは、ランボルギーニのV10エンジンが次世代モデルでは、ハイブリッド化されるか否かだろう。
V8ウルスは同じグループでカイエンがあり、すでにPHEVが存在するので予想できるが、V10となるとどうなるのだろうか。これまでのランボルギーニ関係者への取材では、この答えは見つからなかったが、ガヤルド、ウラカンと続いた珠玉のV10エンジンのハイブリッドモデルもぜひ見たいものである。(文:Motor Magazine編集部 千葉知充/写真:永元秀和)
ランボルギーニ レヴエルト主要諸元
●全長×全幅×全高:4947×2033×1160mm
●ホイールベース:2779mm
●車両重量:1772kg
●エンジン:V12DOHC+3モーター
●総排気量:6498cc
●最高出力:1015ps/8000rpm
●最大トルク:725Nm/6750rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:MR
ランボルギーニ ウルス ペルフォルマンテ主要諸元
●全長×全幅×全高:5137×2026×1618mm
●ホイールベース:3006mm
●車両重量:2150kg
●エンジン:V8DOHCツインターボ
●総排気量:3996cc
●最高出力:490kW(666ps)/8000rpm
●最大トルク:850Nm/2250ー4500rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
ランボルギーニ ウラカン テクニカ主要諸元
●全長×全幅×全高:4567×1933×1165mm
●ホイールベース:2890mm
●車両重量:1379kg
●エンジン:V10DOHC
●総排気量:5204cc
●最高出力:470kW(6406ps)/8000rpm
●最大トルク:565Nm/6500rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:MR