2023年8月29日、ポルシェジャパンは、新型「カイエンターボ E-ハイブリッド」の予約受注を開始する。クーペには、GTパッケージ装着車も設定される。

最高出力739psを誇る、カイエンの最上位モデル

画像: 史上もっともパワフルなカイエンとなった、カイエンターボ E-ハイブリッド。

史上もっともパワフルなカイエンとなった、カイエンターボ E-ハイブリッド。

カイエンは、ポルシェのラグジュアリーSUVだ。初代は2002年に登場し、現行型は2018年に登場した3代目にあたる。2019年にはクーペも設定された。

今回発表されたターボ Eーハイブリッドはプラグインハイブリッド車で、従来型のターボSEーハイブリッドの後継モデルにあたる。従来型からさまざまな方法でアップグレードされ、特に電気航続距離(モーター走行の航続距離)と性能において大幅な向上を達成した。

この変更で、日常の使いやすさとドライビングダイナミクスの両方に大きなメリットがもたらされた。出力130kW(176ps)の電気モーターが、大幅に改良された441kW(599ps)の4.0L V8ツインターボエンジンを補う。システム合計出力は544kW(739ps)、最大トルクは950Nmに達し、カイエンターボ E-ハイブリッドのパフォーマンスは、最上位モデルの実力にふさわしいものだ。0→100km/h加速は3.7秒、最高速度は295km/hに達する

しかも、先代モデルと比べて電気航続距離が大幅に延びたうえ、充電時間も短縮された。容量が25.9kWhに増加した高電圧バッテリーはラゲッジコンパートメントフロアの下に設置され、最長82kmの電気航続距離(EAER シティ)が可能だ。新たに11kWの車載充電器も搭載している。

アダプティブ エアサスペンションも標準装備

画像: カイエンターボ Eーハイブリッドのインパネまわり。日本仕様は右ハンドルとなる。

カイエンターボ Eーハイブリッドのインパネまわり。日本仕様は右ハンドルとなる。

カイエンターボ Eーハイブリッドには、SUVとクーペが設定される。どちらのボディバリエーションも、ターボモデル専用の特徴的なフロントエンドスタイルを採用し、光沢ブラックのエアブレードがアクセントの大型クーリング エアインテークを備える。ホイールアーチトリムとエクステリアカラーのリアバンパーが、パフォーマンス重視のモデルであることをさらに強調している。その他の特徴として、ブラッシュステンレススチール製の2組のツインテールパイプとレッドのブレーキキャリパーが挙げられる。

インテリアでは、ダッシュボードとドアパネルのトリムにアルミニウムのインレイが施され、パフォーマンスへのこだわりを強調する。ルーフライニングはRace-Tex製。標準装備には、GTスポーツステアリングホイール(ステアリングホイールヒーター付き)、希望のドライビングモードを素早くダイレクトに選択可能なモードスイッチ、レザースポーツシート(18ウエイ調整機能付き)が含まれる。また、レザーコンフォートシート(14ウエイ調整機能付き)も選択可能だ。

足まわりでは、新しい2チャンバー/2バルブ技術を採用したアダプティブエアサスペンションを標準装備。これにより、サスペンションの伸び側と縮み側を別々に調整することができる。これにより、快適性と安全性を同等に高めるとともに、コンフォートとスポーツプラスのサスペンション設定の間にさらに広い範囲を提供する。

このサスペンションは、ダイナミックなコーナリングでの自信に満ちたハンドリングと低速走行時の快適性重視の特性、およびピッチとロールの最大限の抑制を兼ね備えている。さらに、ポルシェ トルクベクトリング プラス(PTVプラス)も標準装備し、ポルシェ ダイナミック シャシコントロール(PDCC)とリアアクスル ステアリングはオプションで選択可能だ。

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