1970年代の後半に大ブームが起き、今もなお人々を魅了してやまないスーパーカーたち。そんな懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまでを紹介していく、スーパーカークロニクル。今回は、ランボルギーニ アヴェンタドールだ。

ランボルギーニ アヴェンタドール(LAMBORGHINI AVENTADOR:2011ー2021)

画像: ランボルギーニのフラッグシップとしてシザードアを受け継ぐ。銛(モリ)をイメージさせるようなノーズも特徴的だ。

ランボルギーニのフラッグシップとしてシザードアを受け継ぐ。銛(モリ)をイメージさせるようなノーズも特徴的だ。

アヴェンタドールのワールドプレミアは、2011年のジュネーブ モーターショー。ひと目でランボルギーニのフラッグシップとわかる独特のスタイリングは自社で手がけた。地を這うような独特のフォルムやV12エンジンをミッドシップ搭載するなど、基本はカウンタックから引き継いでいるようにも見えるが、中身は高度に進化している。初めてボディにカーボンファイバー製のモノコックを採用したことや、サスペンションもピュアレーシングカーのようなプッシュロッド式を採用した。

だが、最大の進化はエンジンを新開発したことだろう。カウンタックから先代のムルシエラゴまでは、創業以来のV型12気筒を基本的に使い続けてきたのだが、新設計のものに置き換えられた。排気量は6498ccで、デビュー当初のモデルは車名「LP700 ー4」が示すとおり最高出力700psと最大トルク690Nmを発生した。

トランスミッションはマニュアルは設定されずセミAT(シングルクラッチのAMT)のみとなる。駆動方式も4WDのみで、前後の駆動力配分は0:100から40:60まで可変する。公称の最高速は350km/h以上、0→100km/h加速は2.9秒以下とアナウンスされていた。

ビッグマイナーチェンジで「S」へと進化

画像: アヴェンタドールSはリアビューも迫力もの。排気は六角形にまとめられた3本のエキゾーストパイプから行われる。

アヴェンタドールSはリアビューも迫力もの。排気は六角形にまとめられた3本のエキゾーストパイプから行われる。

2016年にはビッグマイナーチェンジで「アヴェンタドールS」へと進化する。車名の最後の「S」は、イタリア語のスピント(Spint)の略で、音楽用語で歌や演奏が盛り上がった様子を意味するが、それが転じてチューニングを意味している。

スタイリングは、フロントまわりとリアエンドを中心にデザインが変更されている。サメのヒレを想起させるようなフロントスポイラーの形状や、従来型からモチーフとされている六角形をさらに強調して3本出しとなったエキゾーストエンドなどが特徴的だ。空力性能も改善され、フロントのダウンフォースは従来型より130%向上しているという。

最高出力は40psアップされて、740psとなり、その発生回転数も8250rpmから8400rpmに引き上げられている。組み合わされるトランスミッションはシングルクラッチの7速AMTのままで、4WDシステムも継承されている。また、ランボルギーニのカタログモデルとしては初めて4WSシステムを搭載した。低速時には逆位相、高速時には同位相に転舵して利便性と安定性を向上させている。公称のパフォーマンスは、最高速が350km/h、0→100km/h加速が2.9秒とアナウンスされた。

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