目指すのは、新しいカタチのスポーツSUV
新型クラウンは2023年7月にワールドプレミアされ、9月から第一弾として「クロスオーバー」が発売された。そして今回、第2弾としてSUVの「スポーツ」が発表された。
![画像: 全長×全幅×全高:4720×1880×1565mm。ホイールベースは未公表。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/10/06/890461a7d0da8dd1bf63f3051bb388401b0dfa58_xlarge.jpg)
全長×全幅×全高:4720×1880×1565mm。ホイールベースは未公表。
エクステリアは、新型クラウンのデザイン思想である「シンプル」を基盤に、エモーショナルなエッセンスをプラス。「スポーツ」の名を冠するクラウンのSUVにふさわしい、スポーティで躍動的かつ、一目見ればワクワクするような、これまでにない美しい造形へと昇華している。
いちばんの特徴は、Dピラーからリアタイヤにかけて大きく張り出したフェンダー。ダイナミックで低重心な印象を高めるとともに、外径の大きいタイヤが存在感を際立たせ、スタンスの良さにも寄与する。フロントマスクは、クロスオーバーから進化させたハンマーヘッドフェイス。レンズ幅を薄くしたデイランプを黒色部内に集約し、よりシャープで精悍な表情を実現。また、ワイドに構える表情が、よりスポーティさを演出する。
インテリアはクロスオーバーと基本的に似ている。「アイランド アーキテクチャー(ディスプレイやシフトなどの各種機能をひとくくりにして、島<アイランド>のように配置するデザイン)」を活かし、個性も主張できるよう、運転席と助手席をアシンメトリーにコーディネーション。運転席側は、ドライブへの集中力を高めることを狙いにブラックに統一。助手席側には、くつろげるよう、特別な素材と配色をあしらっている。
大径タイヤの採用により得られた高いヒップポイントによって、乗り降りのしやすさを実現。また、乗員同士の言葉がダイレクトに伝わり、会話がしやすい空間を実現するため、室内音を反射する「調音天井」をトヨタで初採用した。
![画像: 「アイランド アーキテクチャー」を活かした、クラウン スポーツのインテリア。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/10/06/f8605cb04e0bdef2a18dcc86bd1b2305e8e9689f_xlarge.jpg)
「アイランド アーキテクチャー」を活かした、クラウン スポーツのインテリア。