2023年12月21日、三菱自動車工業(以下、三菱)は、ピックアップトラックのトライトンを2024年2月15日より販売すると発表しました。先行して行われた商品説明会に参加すると、このトライトンはパジェロやランサーエボリューションのDNAを感じさせる技術を搭載し、三菱伝統のスポーツグレード「GSR」の名を復活させるなど、とっても三菱らしいクルマだということがわかりました。

上質なインテリアと広い室内空間

一方、インテリアはアウトランダーなどと同じく、走行中の車体姿勢の変化をつかみやすい造形「ホリゾンタル アクシス」のコンセプトを採用しています。それに基づきスイッチ類も碁盤の目のように配置されているので、ひと目で操作することができます。また、ダッシュボードやドアトリムには乗員保護のためのソフトパッドを各部に採用することで、質感も高めています。

画像: GSRのインテリア。本革のハンドルやシフトレバー、シートまで装備されており、プレミアムSUVのようだ。

GSRのインテリア。本革のハンドルやシフトレバー、シートまで装備されており、プレミアムSUVのようだ。

実際に運転席に座ってみると、さすがに着座位置こそ高いものの、シートは腰回りをしっかりとサポートしてくれそうな形状で、座り心地も良好です。また、後席も身長180cmの大柄な筆者が座っても余裕があるほど頭上足元ともに空間は広く、室内は上質な乗用タイプのSUVに乗っているような印象です。これであれば家族や仲間とのドライブも快適に楽しむことができるでしょう。

そんなトライトンのグレード構成は、ベーシックなGLS(498万800円)と最上位モデルのGSR(540万1000円)の2タイプで、駆動方式は全車4WD、トランスミッションは6速ATとなります。

見た目や走行性能の高さも売りのトライトンですが、全車スマートフォン連携ナビゲーションを搭載した9インチディスプレイ(Apple CarPlay&Android Auto対応)、リモートエアコンなどの便利機能に対応する「MITSUBISHI CONNECT」、ACCを始めとした9つの運転支援機能「e-Assist」が全車標準装備となっていることもポイントではないでしょうか。

伝統のスポーツグレードとして精悍な専用装備を設定

画像: GSRのリアスタイル。ブラックのフェンダーアーチモールや荷台のスタイリングバーなどが専用装備となる。

GSRのリアスタイル。ブラックのフェンダーアーチモールや荷台のスタイリングバーなどが専用装備となる。

さらに、三菱伝統のスポーツグレードでもあるGSRでは、ボディ同色フロントグリルやブラックのドアミラー、バンパーガーニッシュ、ドアハンドル、ルーフレール、フェンダーアーチモール、ダークチタニウムのアンダーガード、さらに荷台のスタイリングバーといった専用のエクステリアパーツまで装備され、より精悍な印象となります。

この前述したエクステリアの専用装備に加え、インテリアでは本革のハンドルや本革の電動式シートまで装備されるなど、まるで上級SUVのような装備の豪華さです。

日本ではいまだ趣味性が高いピックアップトラックですが、高い運動性能に実用性と快適性まで兼ね備えたトライトンならば、きっと、新たなファンを獲得できるのではないでしょうか。

三菱 トライトン GSR 主要諸元

●全長×全幅×全高:5360×1930×1815mm
●ホイールベース:3130mm
●車両重量:2140kg
●エンジン:直4 DOHCディーゼルターボ
●総排気量:2439cc
●最高出力:150kW/3500rpm
●最大トルク:470Nm/1500-2750rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:4WD
●最小回転半径:6.2m
●タイヤサイズ:265/60R18
●車両価格(税込):540万1000円

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