日本の経済を大きく支えている自動車産業。そんな我らの誇りでもある日本車は2023年も魅力あるクルマを登場させた。今回はそのなかで、注目のスポーツモデル&セダンを紹介する。(Motor Magazine2024年1月号より/文・岡本幸一郎)

熟成のフェアレディZ、革新のクラウンセダン

日産 フェアレディZ(2024年モデル) 2023年8月1日発表

画像: 2022年に新型が登場したフェアレディZは、24年モデルの発表と同時にNISMOを新たに設定した。

2022年に新型が登場したフェアレディZは、24年モデルの発表と同時にNISMOを新たに設定した。

同じく納期の長期化が言われ続けているフェアレディZも、一部仕様を向上した2024年モデルとNISMOの追加が発表された。NISMOは、ベースモデルからさらにパワフルな出力とトルクが与えられるとともに、トランスミッションやブレーキも専用チューンが施されたNISMOは、スポーツモデルとしての魅力に富んでいるなお、

NISMOは当面の間、フェアレディZを注文して長期間待っている顧客でNISMOへの振替を希望する人のみへの販売となり、希望者が多数の場合は抽選となる。

トヨタ クラウンセダン 2023年11月2日発表

画像: 復活が期待されていたクラウンセダンがついに登場。後輪駆動プラットフォームを採用している。

復活が期待されていたクラウンセダンがついに登場。後輪駆動プラットフォームを採用している。

クラウンシリーズではセダンの全容がようやく明らかになった。内外装はフォーマルな雰囲気を漂わせており、これぞクラウンと感じさせる出来栄えだ。

ボディサイズはシリーズ中もっとも大柄で全長は5mを超え、ホイールベースは3mに達する。機構的にはMIRAIとの共通性が高く、シリーズで唯一の後輪駆動となり、パワーユニットは水素燃料電池車と2.5Lマルチステージハイブリッドシステムがラインナップされる。

また「ニューフォーマル」という新たな価値観に挑戦し、快適な乗り心地と上質な走りでショーファーニーズを満たす後席空間を実現した。

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