「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、フォルクスワーゲン ポロだ。

高速でも市街地でも、実際に好燃費を達成!

画像: 高速でも市街地でも燃費は良い。テールゲート右下に「BLUEMOTION TECHNOLOGY」の小さなエンブレムが備わる。

高速でも市街地でも燃費は良い。テールゲート右下に「BLUEMOTION TECHNOLOGY」の小さなエンブレムが備わる。

好燃費を謳っているクルマゆえ、今回は実際にテストしてみた。まず、新橋のモーターマガジン社から首都高速〜アクアラインを使って海ほたるPAまで、約34kmの高速走行モード。7速の80km/hでエンジン回転数は1600rpm、100km/hなら2000rpm。これくらいの低回転域でもTSIエンジンは十分粘ってクルーズしてくれるので、平均燃費計は23.7km/Lを記録した。

続いて、モーターマガジン社を起点&終点にした約20kmの周回コースによる市街地走行モード。道の流れは順調だったが、それなりに信号による停車はある。そのたびにアイドリングストップ機能はしっかり効き、エンジンは頻繁にストップするが、外気温との差などで停車中でもエンジンが再始動することはある。それでも、16.1km/Lという、なかなかの好燃費を達成した。

テストはいずれもエアコンはONのまま、流れに乗って走行して極端なエコランなどはしていないでの数値だ。おそらく誰が普通に乗っても、市街地なら15km/Lくらい、高速なら20km/Lオーバーは走ってくれるだろう。DSG(DCT)の制御は進化しており、車庫入れのような極低速でもギクシャクしなくなったし、加速時の変速もスムーズだ。乗り心地も従来モデルよりはしなやかさが増しているように感じられた。

燃費や乗り味だけでなく、インテリアの質感も向上させながら、車両価格はベース車から5万円アップの218万円におさえているのも評価したい。4人家族までならファーストカーとして十分以上に使えるし、また初めての輸入車としても、誰にでもオススメしたくなる1台だ。

画像: ステアリングホイールやシフトノブなどが本革巻きとなった。アイドリングストップ時はメーター内のインジケータで表示。

ステアリングホイールやシフトノブなどが本革巻きとなった。アイドリングストップ時はメーター内のインジケータで表示。

VW ポロ TSI コンフォートライン ブルーモーション テクノロジー 主要諸元

●全長×全幅×全高:3995×1685×1475mm
●ホイールベース:2470mm
●車両重量:1100kg
●エンジン:直4 SOHCターボ
●総排気量:1197cc
●最高出力:77kW(105ps)/5000rpm
●最大トルク:175Nm(17.8kgm)/1500-4100rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・45L
●JC08モード燃費:21.2km/L
●タイヤサイズ:185/60R15
●当時の車両価格(税込):218万円

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