2024年2月6日(ドイツ現地時間)、ダイムラーAGはメルセデス・ベンツのラグジュアリークーペ「CLE(日本未導入)」のオープンモデル、「CLE カブリオレ」を発表。ヨーロッパでは2024年4月から発売される。日本ではクーペも含めて導入が予定されているが、時期は確定していない。

大人4人が快適に乗れるオープン4シーター

CLE カブリオレはスポーティな2ドアモデルだが、大人4人でのロングツーリングも快適にこなす。

画像: CLEカブリオレは、大人4人でのロングツーリングも快適にこなす。

CLEカブリオレは、大人4人でのロングツーリングも快適にこなす。

サイズは、全長4850×全幅1861×全高1424mm、ホイールベースは2865mm。従来型のCクラス カブリオレよりホイールベースは25mm延長され、ニースペースは19mm、ショルダースペースも19mm拡大している。

トランク容量は、クローズド状態で385L、オープン時でも295Lと、日常の使用には十分な広さだ。リアシートバックは60:40の分割可倒式で、トランク側から倒すことができる。ハンズフリーの開閉や、キーレスゴーも標準装備。ドアハンドルに触れることで、ロックを開閉できる。

MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)は第3世代のものを搭載し、「TikTok」「Zoom」「Audials」といったサードパーティのアプリを使用できる。人工知能も採用しており、寒い日にはシートヒーターをONにしたり、デートのときにはロマンチックな音楽がブルートゥースで再生され、周囲の照明がピンクに変わるといった演出も可能だ。

すべてのエンジンをマイルドハイブリッドで電動化

15mm車高を下げたコンフォートサスペンションを標準装備し、減衰力の調整可能なスポーツサスペンションはオプション設定される。また、ダイナミック ボディコントロール サスペンションもオプションで選ぶことができる。

画像: 12.3インチのデジタル インストルメントディスプレイと、11.9インチのセンターディスプレイが目をひくインテリア。

12.3インチのデジタル インストルメントディスプレイと、11.9インチのセンターディスプレイが目をひくインテリア。

現在のところ、ヨーロッパ仕様のパワートレーンは、2L 直4ディーゼルターボ(CLE220d)、2L 直4ガソリンターボ(CLE200)、その4WD版(CLE200 4マティック)、ハイパワー版の2L 直4ガソリンターボ(CLE300 4マティック)、そして3L 直6ガソリンターボ(CLE450 4マティック)の5種が設定されている。

いずれもISG(モーター機能付き発電機)と48Vの電気システムを備えたマイルドハイブリッドだ。近い将来には、クーペと同様にメルセデスAMG CLE53 4マティックも登場することは間違いないだろう。

なお、ここで紹介している内容と画像はすべてヨーロッパ仕様のものであり、日本仕様に関しては未定だ。ただし、メルセデス・ベンツ日本では、CLEクーペ/CLEカブリオレともホームページ上で「日本導入予定」としている。近いうちには、何らかのアナウンスがあるはず。期待して待つことにしよう。

画像: トップにはファブリックのソフトトップを採用した、クローズドのスタイルもいい。

トップにはファブリックのソフトトップを採用した、クローズドのスタイルもいい。

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