待望の新型5シリーズ「ツーリング」が、ついに国内発表。しかもBMW初のワゴンタイプBEV「i5ツーリング」と、5シリーズツーリング初のMHEV×ディーゼルというダブル主演。果たしてどちらで「スタイリッシュかつラグジュアリーなワゴンライフ」を送るべきか・・・これは悩ましい。

ハンズ・オフ機能など、運転支援システムはとことん充実

ADASに関してももちろん5シリーズ ツーリングは、最先端です。

画像: BMWカーブド・ディスプレイ(12.3インチのインフォーメーション・ディスプレイと、14.9インチのコントロール・ディスプレイで構成される)と「クイックセレクト」機能を備えたインターフェイスが、モダンかつテクニカルな魅力を演出。写真は、eDrive40(欧州仕様)。

BMWカーブド・ディスプレイ(12.3インチのインフォーメーション・ディスプレイと、14.9インチのコントロール・ディスプレイで構成される)と「クイックセレクト」機能を備えたインターフェイスが、モダンかつテクニカルな魅力を演出。写真は、eDrive40(欧州仕様)。

高速道路走行中、一定の条件下でステアリングから手を離した状態での走行が可能な「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載。ストップ&ゴー機能付ACCをはじめ、車線変更警告システムおよび車線逸脱警告システムを標準装備します。

さらにステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能など、もう一歩踏み込んだ支援にも余念がありません。

種類だけでなく、高性能カメラやレーダーといったセンシングシステムに加え、解析を担うプロセッサーまですべてが最先端の仕様となったおかげで、精度と精確性が大幅に向上しているようです。

画像: ディーゼルのExclusiveとBEVのExcellenceには、上質なレザーと同等の柔らかさと風合い、耐久性を実現したビーガン・インテリア仕様が標準装備。写真は欧州仕様の520d Touring xDrive。

ディーゼルのExclusiveとBEVのExcellenceには、上質なレザーと同等の柔らかさと風合い、耐久性を実現したビーガン・インテリア仕様が標準装備。写真は欧州仕様の520d Touring xDrive。

さらに、標準装備されるふたつの先端システムが、ストレスフリーなパーキングをサポートしてくれることにも注目したいものです。

ひとつは、「パーキング・アシスト・プロフェッショナル」。リバース・アシスト・プロフェッショナル機能(時速35km以下で車両が直前に前進したルート最大200mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能)を採用しています。

もうひとつは「マニューバー・アシスト(駐車経路自動誘導機能)」。登録された駐車スペースに近づくと、車両が自動でそれを検知、完全自動運転での駐車が可能になります。ステアリング、アクセル、ブレーキの操作は一切不要です。

車載カメラを利用して全方向の映像記録を可能としたBMWドライブ・レコーダー、車両の異常をスマートフォンに通知するアラーム・システムなど、多彩な装備が標準で、日常的に使うシーンでもオーナーの安心感を高めてくれます。

スポーツやレジャーのお供として、時にはビジネスエクスプレスとして、5シリーズ ツーリングはさまざまなシーンに似合いそう。日本市場での発売は、2024年2月7日から始まり、納車は同年の第三四半期からが予定されています。

画像: フット・オープン/クローズ機能付きのオートマチック・テールゲート・オペレーションは、全モデルに標準装備。

フット・オープン/クローズ機能付きのオートマチック・テールゲート・オペレーションは、全モデルに標準装備。

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