スタイリッシュなコンパクト スポーティEV「ID.3GTX」
フォルクスワーゲンのBEV(電気自動車)のラインナップID.シリーズのスポーツレンジを担うのが「GTX」だ。これまで、「ID.4GTX」と「ID.5GTX」がリリースされているが、このほど新たに「ID.3GTX」と「ID.7GTXツアラー」の2モデルのワールドプレミアが行われた。
![画像: 俊敏さを感じさせる「ID.3GTX」のフォルム。今にも飛び出しそうだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/03/20/051582c0ca822c8588b94a82a56d3c45347382ea_xlarge.jpg)
俊敏さを感じさせる「ID.3GTX」のフォルム。今にも飛び出しそうだ。
「ID.3GTX」は後輪駆動のコンパクトBEVで、ガソリン車で言えばゴルフGTIに相当するモデルだ。それを裏付けるのがスポーティなエクステリア。ハイグロス仕上げのブラックのハニカムグリルと一体化されたバンパーと、尖った左右のデイタイムランニングライトが精悍さを際立たせる。新デザインのサイドシルやリアデフューザーも同様だ。足元には20インチのアルミホイールが装着される。
![画像: レーシーなムードを漂わせる「ID.3GTX」のインテリア。シートに配されるレッドのステッチはGTXの定番デザインだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/03/20/711e4ff7d46718be130b0b9a7b042f762d9da145_xlarge.jpg)
レーシーなムードを漂わせる「ID.3GTX」のインテリア。シートに配されるレッドのステッチはGTXの定番デザインだ。
インテリアは、人間工学に基づいたスポーツシート(ファブリック/レザーレット)が装備される。シートとマルチファンクション ステアリングに配されるレッドのステッチは「GTX」の証だ。走行性能面では、上級グレードの「パフォーマンス」にアダプティブシャシコントロール「DCC」が装備される。
ユーティリティの高さも魅力のスポーティ EV「ID.7GTXツアラー」
「ID.7GTXツアラー」は2モーターの4WD仕様で、その高いパフォーマンスがセールスポイントという。正式な数値は明らかにされていないが、開発陣は大きな自信をみせている。
![画像: 2モーターの4WD仕様の「ID.7GTXツアラー」。高い走行性能を有するという。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/03/20/7c151104a2dcb76b40ec75944f8700a4a3a8b06a_xlarge.jpg)
2モーターの4WD仕様の「ID.7GTXツアラー」。高い走行性能を有するという。
エクステリアは、「ID.3GTX」同様にハニカムグリルと一体化されたバンパーがまず目に付く。そして、前後に装着されたVWバッジにはイルミネート機能が付く。ホイールは、「ID.3GTX」と同じ20インチのアルミホイールが装着される。
![画像: 「ID.7GTXツアラー」の荷室最大積載量は1714L。不満のないところだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/03/20/19df0e7ea0e1e5ad6d0b7147b446a76563217bf5_xlarge.jpg)
「ID.7GTXツアラー」の荷室最大積載量は1714L。不満のないところだ。
インテリアは、シートのバックレストに「GTX」のロゴが配される。シートやダッシュパネル、ドアトリム、マルチファンクション ステアリングには、お決まりのレッドのラインがその存在感をアピールする。ツアラーということで、荷室の容量が気になるが、6対4分割の後席をすべて倒せば、最大1714Lまでオーケーとのことだ。