ホンダは2024年4月25日、人気のコンパクトSUV「ヴェゼル」のマイナーチェンジを発表しました。そこで今回はこれまでと比べて「何が変わったのか」を主に3つのポイントに分けてご紹介していきます。
変更点②「インテリアの使い勝手向上」
初代ヴェゼルはフローティング形状のセンタコンソールによるアンダートレーの確保や、2段式の深いドリンクホルダーの使い勝手が魅力的でした。しかし2代目になって、必要十分な収納は確保されているものの、若干収納力が見劣ってしまった感がありました。
しかし今回の改良で、インパネ中央にWR-Vで採用されたような大型の収納トレーが新設されました。従来モデルにも同位置にトレーはありましたが、容量が大きく拡大したことでスマホを縦に2つ置くことができるほどの広さが確保されました。
加えて、おくだけ充電のトレーが助手席側からもアクセスしやすいように形状が改められ、シンプルで使いやすいデザインとなりました。
リアシートに注目すると、スペースは従来同様たっぷりしたものですが、よく見るとヘッドレストが大型化しています。見当ですが、およそ2倍かそれ以上の大きさです。ヴェゼルはダイブダウン方式のトランクスルーを採用しているため背もたれがやや短くなっていますので、ヘッドレストの肥大化は快適性を大きく向上させると思われます。