旅に出るのに理由はいるのか、いらないのか。今回は何とか理由をつけて(?)自分の故郷を周りながら、ついでに美味しい地元料理を堪能。乗りたい2台のSUVで往復約1400kmのドライブを楽しんだ。「絶対試乗!」主義、ちょっとグルメな国産車編は初春の青森を目指してみた。

ご当地やら海鮮やらで故郷への旅を味わう

そこで国見サービスエリアで一度休憩。ここではご当地のグルメやお土産を物色。これも旅の楽しみのひとつだ。

画像: 蕪島は、種差海岸(たねさしかいがん)の最北に位置し、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている。5月中旬には、菜の花が咲き乱れ、美しい光景が楽しめるという。

蕪島は、種差海岸(たねさしかいがん)の最北に位置し、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている。5月中旬には、菜の花が咲き乱れ、美しい光景が楽しめるという。

画像: 「八戸のうまいもんがみんな揃う!」と評判の、The 市場!八食センター。

「八戸のうまいもんがみんな揃う!」と評判の、The 市場!八食センター。

画像: 八食センター内には、さまざまなタイプの名店が並ぶ。館内で購入した新鮮な食材をすぐに炭火で焼いて食べられる七厘村も、一度は訪れてみたい。

八食センター内には、さまざまなタイプの名店が並ぶ。館内で購入した新鮮な食材をすぐに炭火で焼いて食べられる七厘村も、一度は訪れてみたい。

画像: 「浜のスーパー」でありつつ、日本最大級の朝市「館鼻岸壁朝市」が開催される岸壁で、約50年間親しまれるそば処。そば・うどん・ラーメン・たれ等すべて自家製だという。

「浜のスーパー」でありつつ、日本最大級の朝市「館鼻岸壁朝市」が開催される岸壁で、約50年間親しまれるそば処。そば・うどん・ラーメン・たれ等すべて自家製だという。

画像: 中村が大好きな「漁港ストア」のおでん。

中村が大好きな「漁港ストア」のおでん。

再び走り出す。いつも思うが、八戸までの道のりはここからが長い。何せ本州イチ面積の広い岩手県がある。

そこでここからは精度の高いマイパイロットに頼ってみる。アウトランダーの場合はナビリンク機能によって、コーナー手前で減速するアシストも付くのだが、東北道でももちろん作動した。

そうした中、同行したカメラマンとは会話を楽しむ。MotorMagazine誌の昔話や撮影裏話など興味は尽きない。

左手にそびえ立つ岩手山の姿が見えてきた。そろそろゴールは近い。ここまで来ればあともう少し・・・ほどなく目的地、青森県八戸市に到着。

全国屈指の水産都市でもある八戸の見どころは、やはり海沿いにある。国の天然記念物に指定されている蕪島、三陸復興国立公園内にある種差海岸、あとはやはり海鮮グルメといったところだろうか。

八戸ではまず昼食、その後は海沿いをドライブ、夕方には投宿。そのタイミングで自分はアウトランダーPHEVを友人の自宅で充電させてもらうことにした。

画像: 同級生が店長を務める日本料理・鮨「ぼてじゅう」で夕食。新鮮な海の幸、ご当地料理が味わえる。

同級生が店長を務める日本料理・鮨「ぼてじゅう」で夕食。新鮮な海の幸、ご当地料理が味わえる。

夜は同級生が店長を務める日本料理店で地元の食材を使った料理を堪能。食事をしながら、仕事の話からくだらない話まで話題は尽きず、閉店まで長居してしまった。

翌朝、出発の時である。地元でも大人気で休日には大行列ができる食堂へ2人を案内した。その間私はおにぎり1個で空腹を我慢して、一人で地元をドライブすることに。

そういえば、いつの間にか東京での暮らしの方が長くなっていた。それでも、ここへ来て見慣れた景色を見れば生まれ育った場所はいつまで経っても故郷なんだなと感傷に浸っていたら、満腹になってごきげんな2人が帰ってきた。

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