ご当地やら海鮮やらで故郷への旅を味わう
そこで国見サービスエリアで一度休憩。ここではご当地のグルメやお土産を物色。これも旅の楽しみのひとつだ。
再び走り出す。いつも思うが、八戸までの道のりはここからが長い。何せ本州イチ面積の広い岩手県がある。
そこでここからは精度の高いマイパイロットに頼ってみる。アウトランダーの場合はナビリンク機能によって、コーナー手前で減速するアシストも付くのだが、東北道でももちろん作動した。
そうした中、同行したカメラマンとは会話を楽しむ。MotorMagazine誌の昔話や撮影裏話など興味は尽きない。
左手にそびえ立つ岩手山の姿が見えてきた。そろそろゴールは近い。ここまで来ればあともう少し・・・ほどなく目的地、青森県八戸市に到着。
全国屈指の水産都市でもある八戸の見どころは、やはり海沿いにある。国の天然記念物に指定されている蕪島、三陸復興国立公園内にある種差海岸、あとはやはり海鮮グルメといったところだろうか。
八戸ではまず昼食、その後は海沿いをドライブ、夕方には投宿。そのタイミングで自分はアウトランダーPHEVを友人の自宅で充電させてもらうことにした。
夜は同級生が店長を務める日本料理店で地元の食材を使った料理を堪能。食事をしながら、仕事の話からくだらない話まで話題は尽きず、閉店まで長居してしまった。
翌朝、出発の時である。地元でも大人気で休日には大行列ができる食堂へ2人を案内した。その間私はおにぎり1個で空腹を我慢して、一人で地元をドライブすることに。
そういえば、いつの間にか東京での暮らしの方が長くなっていた。それでも、ここへ来て見慣れた景色を見れば生まれ育った場所はいつまで経っても故郷なんだなと感傷に浸っていたら、満腹になってごきげんな2人が帰ってきた。