2024年10月30日、BMWの新型1シリーズが日本上陸を果たしました。ハイブリッド化をはじめ、待望のハンズオフアシスト機能搭載など、先進装備が目白押しの新型について紹介していきます。

インテリアは物理ボタンがほとんど消えた!

インテリアに目を転じると、フル液晶のメーターとセンターディスプレイが一枚に繋がった「BMWカーブド・ディスプレイ」が採用されたことに気が付きます。またエアコンの操作パネルがなく、インパネまわりはとにかくシンプルそのもの。一方で夜間にはアンビエントライトでドライバーを包み込むなど、デジタライズに富んだ装いとなっています。

リアシートに関して先代からの変更はアナウンスされていませんが、いっそうスポーティなデザインを手に入れた新型1シリーズながら、大人が十分に収まるレッグルームとヘッドクリアランスが確保されていました。これは前輪駆動化されたプラットフォームを先代から引き継いだ恩恵のひとつといえます。

画像: 物理ボタンが極限まで省かれたシンプルなインテリア。一方でエアコン吹き出し口のパネルは夜間にアンビエントライトが浮かび上がる先進感もある。

物理ボタンが極限まで省かれたシンプルなインテリア。一方でエアコン吹き出し口のパネルは夜間にアンビエントライトが浮かび上がる先進感もある。

新型の特徴は装備の充実ぶり!ついにあの装備が1シリーズにも・・・

新型1シリーズの大きな特徴のひとつといえるのが、先進装備の充実ぶりです。
先代までは装備内容に関して、ライバル勢をリードするレベルとはいえず、さらに「先進装備や最新技術は3シリーズ以上から」というヒエラルキーを感じさせる内容であることは否めませんでした。

しかし新型はそれを覆すような先進装備が充実されています。

まずは待望の「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が搭載されたことが大きなニュースです。これは1シリーズ以外ほぼすべてのモデルに順次搭載されてきたBMWの運転支援技術の要で、この度ようやくの採用となりました。

これは高速道路での渋滞時において、一定条件下でのハンズ・オフ走行が可能となるもので、属するCセグメント内では例を見ない先進装備です。したがってライバルに対する大きなアドバンテージとなるでしょう。

画像: ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を1シリーズで初搭載。写真のM135 xDriveは標準、120はオプション設定となる。

ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を1シリーズで初搭載。写真のM135 xDriveは標準、120はオプション設定となる。

ほかにも「パーキング・アシスト・プロフェッショナル」が用意されていることにも注目です。これは、ドライバーが地点登録を行うと、当該駐車位置で自動駐車を行うことができる「マニューバー・アシスト」が搭載されていることがトピックといえます。

この搭載によって「リモート・コントロール・パーキング」が強化され、スマホアプリ「My BMW」を用いて、前述の自動駐車を「車外からスマホ操作」で遂行できる機能が追加されています。

新型7シリーズや5シリーズといったハイクラスモデルでのみ採用されてきたため、これを1シリーズにも持ち込んできたあたりは、やはりBMWの新型1シリーズへの意欲が伝わってきます。

こうした超最新といえる運転支援技術の搭載もさることながら、日本市場で先代モデルまで未搭載だったharman/kardon製のHiFiスピーカーシステムの採用や、納車後にオンラインで機能を後付け・更新できるサブスクリプションサービス「BMWコネクテッド・ドライブ・アップグレード」にも対応しています。

といったように、実用的な快適装備も充実しているところから、1シリーズの飛躍ぶりに驚かされます。

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