ボルボは2025年2月10日、同社のコンパクトSUVの電気自動車である「EX30」に、より車高を高めた「EX30 Cross Country(クロスカントリー)」を設定したことを発表した。

日本の道路事情にもマッチする全天候型クロスオーバーモデル

ボルボの最小BEV「EX30」は、全長4235×全幅1835×全高1550mmという日本の道路事情にもマッチするボディサイズのコンパクトSUVで、日本では2023年8月に発表された(デリバリーは2023年11月から)。

画像: EX30 クロスカントリーのフロントシールドはダークカラーが採用され(EX30はボディ同色)、タフな印象を与えている。

EX30 クロスカントリーのフロントシールドはダークカラーが採用され(EX30はボディ同色)、タフな印象を与えている。

今回発表されたのは、EX30のクロスカントリーモデル。ボルボのクロスカントリーと言えば、V60クロスカントリーが有名で、ステーションワゴンのV60をベースに、オーバーフェンダー(正式にはホイールアーチエクステンション)や車高アップ、AWD化(※)によって全天候型クロスオーバーモデルへと変身させている。

EX30 クロスカントリーも同様の手法が採り入れられており、前後のフェンダーにはブラックのオーバーフェンダーを装着、車高アップが図られたほか、AWD専用モデルとしている。

これによりEX30 クロスカントリーはぬかるんだ道や足首まで埋まる雪道から高速道路まで、さまざまな路面状況で優れた性能を発揮する。

(※)現在、EX30の日本モデルはRWD(後輪駆動)モデルのみの販売となるが、本国にはツインモーターのAWD(4輪駆動)モデルを設定している。

画像: 写真の撮影車両には、オプションのロードキャリア&ルーフバスケットを装着している。

写真の撮影車両には、オプションのロードキャリア&ルーフバスケットを装着している。

EX30 クロスカントリーの最大航続距離は427km(欧州参考値)。ちなみにEX30の最大航続距離は480km(欧州参考値)で、タイヤや車重の違いなどで若干航続距離が短くなっている。

充電については、26分で10%から80%への充電が可能で、この数値はEX30と同じとなる。

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