2025年2月21日(伊・現地時間)、マセラティはスイスで開催されたモーターショー「THE I.C.E. St Moritz」において、「グランカブリオ」の490psモデル(3L V6ネットゥーノツインターボ)をワールドプレミア。この490psエンジンは、姉妹モデルの「グラントゥーリズモ」にも追加ラインアップれる。また、カスタマイズ・プログラム「フォーリセリエ」の一環として特別にデザインされた世界に1台だけの「グランカブリオ トロフェオ “ONE of ONE – THE I.C.E.”」が、世界に向けて初お披露目された。

「グランカブリオレ」に新たな魅力を加える490psモデル

マセラティのラグジュアリー・カブリオレシリーズ「グランカブリオ」に、490psの3L V6ネットゥーノツインターボを搭載したモデルが新たに加わった。

これにより、「グランカブリオ」のパワートレーンラインナップは、490psモデル、550ps(3L V6ネットゥーノツインターボ)のトロフェオ、100%電動のフォルゴレの計3種となる(日本でのフォルゴレ発売時期は未定)。ちなみに、490psモデルは、姉妹モデルの「グラントゥーリズモ」にも追加ラインアップされる。

画像: 「グランカブリオ」490psモデル。ボディカラーは新色のヴェルデ・ジャダ。

「グランカブリオ」490psモデル。ボディカラーは新色のヴェルデ・ジャダ。

今回「THE I.C.E. St Moritz」で世界初公開された490psモデルの「グランカブリオ」の出立ちは、ヴェルデ・ジャダのボディカラーにブラックのブレーキキャリパー、そしてフロント20インチ/リア21インチのクリオ(イモラ)ダイヤモンドカットブラックホイールという颯爽としたもの。

インテリアにはアイスカラーのフルグレインレザーを使用し、ヘッドレストにはマセラティのトライデントロゴがあしらわれる。そして、この展示モデルには19個のスピーカーを搭載したソナス・ファベールのハイプレミアムオーディオシステムや、3Dカーボンファイバー仕上げダークフィニッシュのアダプティブフルLEDヘッドライトも装備される。

そこで気になるのが、490psの3L V6ネットゥーノツインターボエンジンから解き放たれるパフォーマンスだ。マセラティによると、0→100km/hをわずか4秒で加速し、最高速度は300km/hに達するという。

駆動は4WDでエアサスペンションが標準装備される。これは、4人が快適に長距離移動できるためであり、リトラクタブルソフトトップでのオープンエアでもグランツーリスモとしての最高のパフォーマンスを発揮するためでもある。

画像: 「グランカブリオ」490psモデルのインテリア。展示モデルには19個のスピーカーを搭載したソナス・ファベールのハイプレミアムオーディオシステムを搭載。

「グランカブリオ」490psモデルのインテリア。展示モデルには19個のスピーカーを搭載したソナス・ファベールのハイプレミアムオーディオシステムを搭載。

490psモデルの登場を機に、展示車のヴェルデ・ジャダをはじめとするエレガントさが強調された色合いの追加が「グランカブリオ」に行われている。また、スポーティな顧客層のニーズに応えるため、3月よりトライデントの公式ディーラーネットワークにて新しい「SPORTS」エキゾーストの注文受付が開始される。

「グラントゥーリズモ」および「グランカブリオ トロフェオ」シリーズに、よりピュアでアドレナリンが高まるサウンドを提供し、マセラティの象徴的な要素であるレーシングスピリットを際立たせるためだという。

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