「グランカブリオレ」に新たな魅力を加える490psモデル
マセラティのラグジュアリー・カブリオレシリーズ「グランカブリオ」に、490psの3L V6ネットゥーノツインターボを搭載したモデルが新たに加わった。
これにより、「グランカブリオ」のパワートレーンラインナップは、490psモデル、550ps(3L V6ネットゥーノツインターボ)のトロフェオ、100%電動のフォルゴレの計3種となる(日本でのフォルゴレ発売時期は未定)。ちなみに、490psモデルは、姉妹モデルの「グラントゥーリズモ」にも追加ラインアップされる。

「グランカブリオ」490psモデル。ボディカラーは新色のヴェルデ・ジャダ。
今回「THE I.C.E. St Moritz」で世界初公開された490psモデルの「グランカブリオ」の出立ちは、ヴェルデ・ジャダのボディカラーにブラックのブレーキキャリパー、そしてフロント20インチ/リア21インチのクリオ(イモラ)ダイヤモンドカットブラックホイールという颯爽としたもの。
インテリアにはアイスカラーのフルグレインレザーを使用し、ヘッドレストにはマセラティのトライデントロゴがあしらわれる。そして、この展示モデルには19個のスピーカーを搭載したソナス・ファベールのハイプレミアムオーディオシステムや、3Dカーボンファイバー仕上げダークフィニッシュのアダプティブフルLEDヘッドライトも装備される。
そこで気になるのが、490psの3L V6ネットゥーノツインターボエンジンから解き放たれるパフォーマンスだ。マセラティによると、0→100km/hをわずか4秒で加速し、最高速度は300km/hに達するという。
駆動は4WDでエアサスペンションが標準装備される。これは、4人が快適に長距離移動できるためであり、リトラクタブルソフトトップでのオープンエアでもグランツーリスモとしての最高のパフォーマンスを発揮するためでもある。

「グランカブリオ」490psモデルのインテリア。展示モデルには19個のスピーカーを搭載したソナス・ファベールのハイプレミアムオーディオシステムを搭載。
490psモデルの登場を機に、展示車のヴェルデ・ジャダをはじめとするエレガントさが強調された色合いの追加が「グランカブリオ」に行われている。また、スポーティな顧客層のニーズに応えるため、3月よりトライデントの公式ディーラーネットワークにて新しい「SPORTS」エキゾーストの注文受付が開始される。
「グラントゥーリズモ」および「グランカブリオ トロフェオ」シリーズに、よりピュアでアドレナリンが高まるサウンドを提供し、マセラティの象徴的な要素であるレーシングスピリットを際立たせるためだという。