スポーティさと実用性の絶妙なバランスこそ最大の魅力
新型マカンのインテリアについては「内燃モデルと比べてよりゆったりとした贅沢な空間に仕上がっている」というが、「ホイールベースが延長されたことで後席の足元スペースが広がり、トランスミッショントンネルが不要になったことでより開放感のある空間が実現しています。それによって理想的なコックピットレイアウトで直感的かつドライバーを中心とした運転体験を提供できるようになりました」とBEV化による利点を説明した。
最後にケルナー氏は「新型マカンのスポーティさと実用性。その絶妙なバランスこそが最大の魅力です。ポルシェらしいダイナミックな走りをしっかりと感じられる一方で、日常使いに求められる快適性、さまざまな用途にしっかりと使える万能性、まさに真のポルシェに仕上がっています」とその魅力をアピール。続けて「ぜひ皆様ご自身で新型マカンの魅力を体験してほしい」と期待を込めた。
新型マカンのラインナップは、後輪駆動のエントリーモデル「マカン」、フロント/リアそれぞれに駆動用モーターを計2基搭載した「マカン4」、強力なリアアクスルモーターと600Aのパルスインバーターを搭載する「マカン4S」、最高出力639ps、0→100km/h加速3.3秒を誇る「マカン ターボ」の4車種。車両本体価格は998万円(マカン)から1525万円(マカンターボ)となる。

右からポルシェジャパン マーケティング&CRM部 執行役員 ダニエル・フォイヒト氏、ポルシェAG 東アジア担当マネージャー セバスチャン・ホーゼル氏、ポルシェAG マカン製品ライン統括責任者 イェルク・ケルナー氏、ポルシェジャパン プロダクト&サービス部 執行役員 藤井隆行氏、ポルシェジャパン プロダクトスペシャリスト 山田レン氏