2025年4月29日(仏・現地時間)、シトロエンのミッドサイズSUV「C5エアクロス」のフルモデルチェンジが発表された。第二世代へと進化した「C5エアクロス」はシトロエンのフラッグシップモデルで、新STLAミディアム プラットフォーム採用により、48V MHEV(マイルドハイブリッド)PHEV(プラグインハイブリッド)、BEV(電気自動車)のみがラインナップされる。デリバリーは欧州からで、2025年後半が予定されている。

デザイン性豊かなエアロボディ。インテリアはリビング感覚に

エクステリアは、エアロダイナミクスをデザインに織り込んだ、力強く流麗なフォルムが先進性を感じさせてくれる。サイズは、全長4652mm(前モデル比+150mm)、全幅1902mmにホイールベースは2784mm(前モデル比+60mm)とゆとりあるものとなっている。これは、後席のレッグスペースにも、さらなるゆとりをもたらす。

画像: 新STLAミディアム プラットフォームのおかげで、最大20インチまでのアルミホイールが履けるようになった。

新STLAミディアム プラットフォームのおかげで、最大20インチまでのアルミホイールが履けるようになった。

そして、新STLAミディアム プラットフォームの採用は足元にも大きな影響を与えている。シトロエン初となる740mm(前モデル比+20mm)のホイール径と組み合わせることが可能となったのだ。言い換えれば、最大20インチまでのアルミホイールを履くことができるようになったということだ。

空力やブレーキの冷却に役立つようデザインされた新設計のアルミホイールは、その実用性だけでなく大型が可能となったことで、「C5エアクロス」の足元を一層引き立たせてくれる役目も果たしてくれる。

最新世代のシトロエンモデルを象徴するカラークリップも当然のごとく装備される。これらは好みに応じて交換可能で、オーナーの個性を発揮できるアイテムだ。

フロントドアと車両フロント部に取り付けらる、ゴールドまたはブラックの光沢仕上げが施された細身の縦長エレメントもエアロフォルムによく似合う。水平基調のラジエーターグリルは、ロッカーパネルとホイールアーチ上部のデザインとのマッチングもよく、とてもエレガントだ。

5種類のモードが選べるマッサージ機能も装備

インテリアは、心地よさが徹底的に追求されている。コンセプトは、「まるで繭の中にいるかのよう」。その代表例が、アドバンスド コンフォートシートと名付けられた、リビングのソファーのように設計されたシートだ。

画像: 最大10段階の電動調整が可能となった前席。乗員を包み込むようなバックレスト上部が、快適なドライブを約束してくれる。

最大10段階の電動調整が可能となった前席。乗員を包み込むようなバックレスト上部が、快適なドライブを約束してくれる。

シートとバックレスト下部に厚みのあるテクスチャードフォーム素材を採用し、前席バックレストの上部は乗員の肩を包み込むようデザインされている。その快適さは想像に難くない。しかも、初めて電動調整式となったのだ。

最大10段階の電動調整が可能で、ヒーター、ベンチレーション、そして5種類のプログラムを備えたマッサージ機能を備える。後席は1度から33度までリクライニング可能で、ヒーターの装備もある。

8色のカラーバリエーションを持つアンビエントライトの初採用も忘れてはいけない。水平基調のダッシュボードやセンターコンソール下部も照らし、乗員の心を和ませてくれる。また、ダッシュボードとシートには、エクステリアカラーのクリップを彷彿とさせるカラードットが施される。

This article is a sponsored article by
''.