2025年5月21日、日産自動車は6世代目となる新型「マイクラ」(日本名マーチ)を、2025年後半に欧州市場で販売を開始すると発表。SUVライクなアグレッシブなデザインのコンパクトカーに生まれ変わった新型「マイクラ」は、BEV(電気自動車)として2年ぶりに再スタートを切る。

ロングホイールベースで余裕の室内空間と荷室容量を確保

インテリアは、歴代モデル同様にシンプルで控えめながら優雅さを感じるデザインとされた。富士山をモチーフとした前席収納スペースのデザインなどが、さりげなく日本らしさを表現する。

画像: インパネのステアリング側に10.1インチディスプレイ、その右側に10.1インチタッチスクリーンディスプレイが装備される。

インパネのステアリング側に10.1インチディスプレイ、その右側に10.1インチタッチスクリーンディスプレイが装備される。

インパネのステアリング側には10.1インチのディスプレイ、その右側には同サイズのタッチスクリーンディスプレイが装備される。前者は運転に必要な情報をドライバーに提供し、後者はナビゲーションやオーディオ、電話操作などに対応する。

シートの仕様は「モダン」、「アウダシアス」、「チル」の3グレードに応じて異なるが、ともにプレミアムな空間に仕上げられている。

全長4メートル未満、幅1.8メートル未満のコンパクトながら、同クラスでは長めといえる2.54mのホイールベースや車両の四隅にホイールを配置するレイアウトで、室内空間も十分に確保されている。それらは、機敏性や安定性といった走行性能の向上にも貢献しているという。

画像: ロングホイールベースと車両の四隅へのホイール配置は、余裕の室内空間確保だけでなく走行性能向上へのファクターにもなっている。

ロングホイールベースと車両の四隅へのホイール配置は、余裕の室内空間確保だけでなく走行性能向上へのファクターにもなっている。

コンパクトカーで気になる荷室問題もクリア。同クラスの平均レベルより広い、326L(VDA)の荷室容量を確保している。

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