2025年7月2日、三菱自動車工業(以下、三菱)の欧州事業統括会社であるミツビシモーターズ ヨーロッパ BVは、欧州市場向けの新型コンパクトSUV「グランディス」を2025年内より欧州で順次販売を開始すると発表した。

ルノー キャプチャーのOEM供給モデルか?

画像: ボディサイズは、全長4410×全幅2000×全高1580mmと、全幅はかなりワイドだ。

ボディサイズは、全長4410×全幅2000×全高1580mmと、全幅はかなりワイドだ。

三菱車で「グランディス」というと、1997年に発表されたミニバンの「シャリオ グランディス」や、その後継モデルとして2003年に登場した「グランディス」を思い出すクルマ好きも多いだろう。だが今回のグランディスは、これらとは関係なく、2023年から欧州で販売開始したコンパクトSUVの「ASX」コンパクトハッチバック「コルト」に続いて、アライアンスパートナーであるルノーよりOEM供給を受けるCMF-Bプラットフォームを採用したコンパクトSUVだ。

公開された写真を見るかぎり、ルノー キャプチャーのOEM供給モデルのようだ。ボディサイズは、全長4410×全幅2000×全高1580mmと、かなりワイドだ。フロントフェースには、三菱のデザインアイデンティティである「ダイナミックシールド」を採用。サテンシルバーのアクセントをあしらった光沢のあるブラックグリルが、安心感とパフォーマンスの高さ、そして洗練された上質さを演出する。

ルーフラインが後方まで流れるようなサイドシルエットはダイナミックさと広い室内空間を両立し、新設計の19インチ アルミホイールが大胆かつプレミアムな印象を与える。リアは「スカルプチュアル ヘキサゴン」というデザインアイデンティティを採用し、彫り込まれたような六角形のモチーフが力強さと三菱のDNAを表現し、水平に配したテールランプが洗練とモダンな印象を表現する。

インテリアは2列5名乗車のシートレイアウトで、リアシートは最大160mm前後スライドし、ラゲッジスペースの積載容量は434Lから、リアシートを一番前にスライドさせた状態で566L、リアシートバックを倒すと最大1455Lまで拡大できる。ハンズフリー機能付き電動開閉テールゲートや、スイッチ操作でガラスの透過と調光の切り替えが可能なパノラマガラスルーフも用意されている。

画像: フロントフェースには、三菱のデザインアイデンティティである「ダイナミックシールド」を採用している。

フロントフェースには、三菱のデザインアイデンティティである「ダイナミックシールド」を採用している。

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