ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)にも出品された新型マツダCX-5(欧州仕様)。今回は3代目となったCX-5の細部をじっくりとご紹介します。

インパネは物理スイッチを大幅に削減

画像: インパネデザインはとてもシンプルになった。写真は「Homura」でセンター画面のサイズは15.6インチ。

インパネデザインはとてもシンプルになった。写真は「Homura」でセンター画面のサイズは15.6インチ。

エクステリアが大きく変わった新型CX-5ですが、インテリアの変化はそれ以上に見る人に衝撃を与えるはずです。とくにインパネは大きなセンタータッチディスプレイが鎮座し、物理ボタンが大幅に削減されています。具体的にはこれまではインパネ中央部に配置されていたエアコンやオーディオのスイッチ類はセンタータッチディスプレイ内のアイコンに集約されました。

ディスプレイにスイッチ類を集約するという流れは、BEVをはじめとした近年の新型車によく見られる手法です。しかし走行中に操作しようとするとブラインドタッチができず使いにくい、設定したい項目を表示するまでが煩雑などという面にも注目が集まるようになり、物理ボタンを復活させる自動車メーカーもでてきました。

画像: オーディオや走行モードなどといった操作は物理式ステアリングスイッチで操作が可能だ。

オーディオや走行モードなどといった操作は物理式ステアリングスイッチで操作が可能だ。

そこでマツダは物理式ステアリングスイッチを備えることで対応しました。ステアリングホイールには運転支援システムの設定、Mi-DRIVE(走行モード)の切り替え、カメラ、オーディオ、音声コマンドといったスイッチを配置して走行中でも操作しやすくしました。ただし、オーディオの音量スイッチだけはスワイプ操作で音量を調節できるようにしました。これはとっさに音量を下げたい時などにボタンを連打せずに済むように、という配慮とのことです。

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