ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)にも出品された新型マツダCX-5(欧州仕様)。今回は3代目となったCX-5の細部をじっくりとご紹介します。

ドライバーインターフェイスを一新。後席も広くなった

画像: 中位グレードの「Centre-Line」のインテリア。シート表皮は合皮+クロスとなる。

中位グレードの「Centre-Line」のインテリア。シート表皮は合皮+クロスとなる。

画像: メーターの表示デザインも一新。欧州仕様では全グレードに10.25インチのフル液晶メーターが装備される。

メーターの表示デザインも一新。欧州仕様では全グレードに10.25インチのフル液晶メーターが装備される。

次にインテリアを見ていきます。インパネは前述のとおり現行型CX-5やCX-60などとは異なり、大きなセンタータッチディスプレイが目を引きます。今回の取材会に用意された新型CX-5は、欧州仕様の上位グレード「Homura」と中位グレードの「Centre-Line」で前者には15.6インチ、後者には12.9インチのセンタータッチディスプレイが装備されます。

メーターパネルはグレードを問わず10.25インチのフル液晶メーターが搭載され、新しいグラフィックデザインが採用されています。

画像: 撮影車両は欧州仕様(左ハンドル車)なので、シフトインジケーターの位置は変わる可能性が高い。

撮影車両は欧州仕様(左ハンドル車)なので、シフトインジケーターの位置は変わる可能性が高い。

センターコンソールはシフトレバーの前方にカップホルダー、後方にスマートフォンを収納できるスペースが設けられています。一点、残念だったのはシフトレバーのデザインが現行型と変わっていなかったことです。内外装の大幅なデザインチェンジに合わせてここも変えてほしかったと思いました。

シートのデザインも変わり、その表皮は上位グレード「Homura」はレザー、中位グレード「Centre-Line」にはブラックの合皮+クロスとなります。またシートバック上部はホワイト、他の部分はブラックというツートンカラーも用意されるとのこと。これは擦れなどによる変色や汚れが気になる部分はブラック、車外から見える部分はホワイトにすることで、インテリアを明るく見せることができるとのことでした。

画像: 最上級の「Homura」のインテリア。タンカラーの内装と上質なレザーシートが備わる。

最上級の「Homura」のインテリア。タンカラーの内装と上質なレザーシートが備わる。

後席はホイールベースの延長の効果もあって足元スペースは64mm広がり、ヘッドスペースも29mm拡大されました。また、Cピラーの位置は現行型よりも約70mm後方にずらされ、後部ドアの開口角度は約80度と広いため乗降性はかなり良いと言えます。もうひとつ、後席まわりで注目したい点がCX−5では初となる大型グラスルーフの採用です。これにより車内はより広く明るくなっていました。

画像: リアドアは開口角が広く乗降性がよい。後席の足元スペースは現行型よりもかなり広く感じた。

リアドアは開口角が広く乗降性がよい。後席の足元スペースは現行型よりもかなり広く感じた。

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