2025年11月20日、ポルシェジャパンはフル電動モデルとなった新型「カイエン エレクトリック」および「カイエン ターボ エレクトリック」の予約受注を開始した。

ICEモデルより全長もホイールベースも長い

画像: ICEモデルより全長は55mm、ホイールベースも約13cm長い。

ICEモデルより全長は55mm、ホイールベースも約13cm長い。

エクステリアでは、スリムなマトリックスLEDヘッドランプを備えた低いボンネットが特徴的だ。フェンダーは力強い輪郭を描き、フレームレスドアとドア表面の印象的な凹みがサイドビューの特徴だ。空気抵抗係数(Cd値)は0.25で、新型カイエンはこのクラスではトップクラスの空力性能を備えており、航続距離とエネルギー消費の面でメリットをもたらす。

サイズ的にはICEモデルより全長は55mm長い4985mm、全幅は1980mm、全高は1674mm。ホイールベースは13cm近く延長されて3023mmとなり、電動アジャスト付きの後席フットスペースは広がった。ラゲッジコンパートメントの容量は781~1588Lで、さらに90Lのフロントラゲッジコンパートメントを備える。

インテリアでは、選択したプログラムに応じて、シートポジション、ライティングムード、エアコン、サウンドプロファイル、ディスプレイの外観が変化する。ユニークなパネルヒーターも備えており、シートだけでなく、アームレストやドアパネルなど広い面積の接触面も暖める。

新開発されたポルシェ ドライバーエクスペリエンスの中心となるのがフローディスプレイだ。これはセンターコンソールにシームレスに溶け込み、ディスプレイとコントロールエリアを明確に分離してエレガントなカーブを描く有機ELパネルだ。さらに、OLEDテクノロジーを採用した14.25インチのフルデジタルメーターパネルと、14.9インチの助手席側ディスプレイ(オプション)が加わる。すべてのディスプレイはインテリアアーキテクチャーにシームレスに組み込まれている。一方、エアコンやオーディオの音量など、特に使用頻度の高い機能のボタンやコントロールはアナログ式とした。

画像: フローディスプレイが特徴的な、カイエン ターボ エレクトリックのコクピット。

フローディスプレイが特徴的な、カイエン ターボ エレクトリックのコクピット。

車両価格(税込)は、カイエン エレクトリックが1335万円、カイエン ターボ エレクトリックが2101万円。ハンドル位置は、いずれも右のみとなっている。なお、本文中の航続距離、充電スピードおよびワイヤレス充電に関する記述は欧州仕様のもので、日本仕様とは異なる。

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