ランボルギーニ アヴェンタドール(LAMBORGHINI AVENTADOR:2011〜2022)

2016年にはアヴェンタドールSへとビッグマイナーチェンジ。Sは、ミウラやウラッコになどにも使われた高性能モデルの証だ。
アヴェンタドールのワールドプレミアは、2011年のジュネーブ モーターショー。ひと目でランボルギーニのフラッグシップとわかる独特のスタイリングは自社で手がけた。地を這うような独特のフォルムやV12エンジンをミッドに搭載するなど、基本はカウンタックから続くフォルム&レイアウトではあるが、中身は高度に進化している。初めてボディにカーボンファイバー製のモノコックを採用したことや、サスペンションもピュアレーシングカーのようなプッシュロッド式を採用したことがあげられる。
だが、最大の進化はエンジンを新開発したことだろう。カウンタックから先代のムルシエラゴまでは、創業以来のV型12気筒を基本的に使い続けてきたのだが、新設計のものに置き換えられた。排気量は6498ccで、デビュー当初のモデルは車名「LP700ー4」が示すとおり最高出力700psと最大トルク690Nmを発生した。
トランスミッションにMTは設定されずセミAT(シングルクラッチのAMT)のみとなる。駆動方式も4WDのみで、前後の駆動力配分は0:100から40:60まで可変。公称の最高速は350km/h以上、0→100km/h加速は2.9秒以下とアナウンスされていた。

カウンタックからベースを受け継いできたV12エンジンも、アヴェンタドールでは新設計となった。掛け値なしの700psは強烈だ。
2016年にはビッグマイナーチェンジで「アヴェンタドールS」へと進化する。車名の最後の「S」は、イタリア語のスピント(Spint)の略で、音楽用語で歌や演奏が盛り上がった様子を意味するが、それが転じてチューニングを意味している。
スタイリングは、フロントまわりとリアエンドを中心にデザインが変更された。サメのヒレを想起させるようなフロントスポイラーの形状や、従来型からモチーフとされている六角形をさらに強調して3本出しとなったエキゾーストエンドなどが特徴的だ。空力性能も改善され、フロントのダウンフォースは従来型より130%向上しているという。
