1.8Lターボモデルで真冬のロングドライブへ
6代目フォレスター最大のトピックは、やはりストロングハイブリッド(S:HEV)の設定だろう。
以前、クロストレックのS:HEVで大阪までの約1000kmロングドライブを経験し、このハイブリッドユニットによる長距離移動時の快適性はすでに確認済みだ。一方で、過去の試乗では1.8Lターボモデルも走りの良さが際立っており、購入時にパワートレーン選びで悩む人は少なくないはずだ。
今回はまず、スポーツEX(1.8Lターボモデル)から試す。年末年始を挟んだ今回のテストは、結果的に東京→大阪→鳥取→東京→岩手→東京という、約3000kmにおよぶロングドライブとなった。

S:HEVの電動感あふれる走りも魅力的だが、ターボエンジンならではのトルクやパワー感は運転していてもどこか落ち着く。足まわりもフラットライドな乗り心地で、アイサイトとの組み合わせで長距離ドライブも楽ちん。
冬場の長距離移動は、路面状況や天候を含めて気を遣う場面も多い。だが、スタッドレスタイヤを装着したフォレスターとシンメトリカルAWDの組み合わせなら、そんな不安も皆無。まさしく冒頭のコピー「ADVENTURE FOR YOU.」である。
まず印象的だったのは、高速道路での直進安定性だ。80km/h付近ではフラット感が際立ち、120km/h区間で路面の継ぎ目を越えても上下動は少ない。しなやかな足まわりが、長時間の運転による疲労を確実に軽減してくれる。
アイサイトの制御も自然で、加減速やハンドルのアシストに違和感がない。東京から大阪まで約500km、鳥取から東京までの約800kmという距離も、体感的には驚くほど短く感じられた。操作そのものの負担が少ないからこそ周囲の状況確認に意識を割ける。ドライバーモニタリングシステムの警告も含め、長距離や長時間の移動時の安心感は非常に高い。
