前回の1.8Lターボを搭載した「フォレスター スポーツEX」に続き、第2回はストロングハイブリッドの「フォレスター Xブレイク S:HEV EX」にオプションを装着したモデル。試乗車はアドベンチャースタイルパッケージを備えた車中泊仕様で、実際に使い倒し、車中泊も行ってみた。便利な装備を活かしたときに見えてくる使い勝手やその快適性を検証しながら、フォレスターというSUVの本質に迫る。(Motor Magazine 2026年5月号に掲載した内容をWeb用に再編集)

装備を使い倒すことで見えてくるXブレイクの「道具としての本質」

1.8LターボモデルのスポーツEXに続いて、Xブレイク S:HEV EXのアドベンチャースタイルパッケージ+車中泊仕様(オプション装着車)を試す。今回のテーマは装備を活かした「車中泊体験」である。

まずこのグレードの特徴だが、フロントグリル(試乗車はオプショングリル装着のため異なる)やDピラーにエナジーグリーンのアクセントが入り、ラダータイプの大型ルーフレールが装着される。ドアミラーはダークグレー、ホイールもダークメタリックでまとめられる。内装では撥水素材のシートや荷室の撥水カーゴフロアボードなど、実用性を強く意識した仕様となる。

つまりフォレスターの中でも、よりSUVらしさを前面に押し出し、タフに使うことを前提としたグレードだ。今回はそこに「アドベンチャースタイルパッケージ」が加わり、フロントグリルやランプサイドプロテクター、ボディサイドプロテクター、ルーフエッジプロテクターなどが装着される。標準モデルの洗練された印象とは対照的に、無骨さと道具感が際立つ仕立てだ。ボディサイドプロテクターは単なる保護にとどまらず、ロードバイクなどを立てかけられる機能性も備えている。

画像: フロントグリル/ランプサイドプロテクター/ボディサイドプロテクター/ルーフエッジプロテクターといった装備が揃った「アドベンチャースタイルパッケージ(20万8340円)」を装着。

フロントグリル/ランプサイドプロテクター/ボディサイドプロテクター/ルーフエッジプロテクターといった装備が揃った「アドベンチャースタイルパッケージ(20万8340円)」を装着。

パワートレーンは2.5L直噴水平対向4気筒に2モーター(駆動用+発電用)を組み合わせたS:HEV(ストロングハイブリッド)。エンジン単体では160ps/209Nmだが、そこに119.6ps/270Nmのモーターパワーが加わる。駆動はプロペラシャフトを用いた機械式4WDシステムを採用しているのが特徴で、電動化と引き換えに駆動力を失うのではなく、従来から培ってきた機械式の駆動力制御技術を活かしつつ、電動化によって4WDシステムを昇華させている。

S:HEVの走りは、次回プレミアムS:HEV EXの試乗を予定しているので、そこで紹介するとして、今回は実際に車中泊を通して感じたその印象と使い勝手を紹介する。

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